2013-01-01から1年間の記事一覧

秋の夕暮れ

鋭い夕陽に誘われて散歩に出たら、瞬く間に暗くなった。 久々の定例散歩コース、再奥部の畦にはまだ彼岸花が咲いていた。 暗く沈んだ背景に鮮やかな色が浮かぶ。夕暮れは、花が一番綺麗に見える時間だ。 昨日は冷たい雨が終日降り続いた。秋が深まるのかと思…

12歳

手塚治虫のドキュメント映像を見て、あんな仕事づめでは長生きできないなと思い、仕事を詰めずに長生きすることについても思う。 その中で、マンガの出発点がこれだったという小学校5,6年のノートが紹介されていた。 やっぱりなあ、だいたい進路ってあの頃…

40年

研究室で使っていた冷蔵庫が壊れた。 女房が独身時代から使っていたものだから40年近くも働いていたことになる。 職場に持ってきてからでも35年は経つ。これほど長く付き合った電化製品は他にない。 このまま傍に置いておきたくなるのだがフロン処理が絡…

視野

快い季節になり体重が増加している。今日、学校では歓迎たこ焼会があるから自転車通勤で身体を絞っておこう!とペダルを漕ぐ。 いつものルートでカメラを取り出しシャッターを押して「ここでこんな写真を撮ったのは初めてだな」と気づく。 だいたいはこんな…

眼で見たように撮る

好天につられて自転車通勤。今週は2度目だ。 バイク通勤の2倍近くの時間がかかるけど、ゆっくりと眺めたり、川土手の静かなルートを走れる利点は大きい。それに金がかからない。それが最大の理由だろうけど(タダで車がもらえて、ガソリン代も要らなかった…

風強し

どうして?って思うぐらいに強い風が吹き続けた。 毎日、稲の色が変わってくる。 伴駅前の鄙びた光景だが、両側から宅地化が進行していて、この画角だけに昔が残っている。 きょうは部屋の片付けをして、いろんな収穫があった。 息子達が小学生の頃の工作や…

記念日

テニスを始めて30年以上になり、その間、広島県大学教職員テニス大会に参加してきた。我々は小さな大学なので様々な大学と合同でペアを組んでの参加であり、そんな形で親睦を深めてきたし、競争よりも共存という関係が築けてきた。 参加校には強豪が多く、ほ…

またまたですが孫です。

深い思索に裏打ちされた価値ある情報を提供するサイト、そういうのにも憧れているが「まあ、ええか」というのがワタクシの生き方、で、また孫です。 休日出勤でなかったら二人の孫のご対面や3家族揃ってのガヤガヤが楽しめたのだが、職場も楽しいので、 これ…

ベレーのカップル

髪が無くなったから、この1年、いろんな帽子の世話になった。その中で最も愛用したのはベレーかもしれない。 その間、世間でもベレーが流行し始めて、若い人が被っている姿をあちこちで見かけるようになってきた。 これはまた、プリウスみたいになるのかもし…

教室を整える

映像アニメーションは新しいコースなので、この秋から1,2年生が揃う。 1年生の実習室は狭いので、何とか快適に過ごせるようにとインテリアを工夫している。 机の間仕切りなどは学生と一緒に塗装したりして作るつもりだが、手分けできない木工作業はひとりで…

台風一過

風の強い一日だったがスカッと晴れて、M女史を誘って美術展を見に出かけた尾道は、秋の陽光が一杯だった。車での道中、M女史、毎夏恒例の25日間ヨーロッパ旅行(ベネチア美術ビエンナーレをずうっと見続けておられるのだ。)の話を伺う。 眺望の良い市立美術…

たっぷりテニスとゴッホ

土日続けてドバドバに汗をかく。 元気になったもんだ。 それにしてもサーブはひどい。恥を覚悟で公開だ。 この時よりは少しマシになっているが、普通になった分、相手も打ちやすくなり、返球が厳しくなってポイントは下がってしまう。かなりの速球が打てたと…

最終処理場

やたらと蒸し暑いから、なんかしんどい。今日は家で大人しくしていようと、机の上を掃除しながら送られてきた冊子や美術展のパンフなど眺める。すると、幾つもの懸案事項のヒントが見つかって、それを書き留めたり小論文を手直ししていたら昼になってしまっ…

彫刻展

美術科で40年間勤めたY先生の作品展が開かれている。(詳細はここで) きょうはオープニングセレモニーで、顔なじみのメンバーが一堂に会して、さながら同窓会。あるいは3回忌の法事か。 百数十点から57作が選ばれて展示されている。 寸暇を惜しんで制作を続…

爽やかな風、澄みきった光。

爽やかな風、澄みきった光。これは汗を流しておかなけりゃ、と壁打ちに出かけたが、なんとボールを忘れた。そこでトラックの周辺に配置されているフィールドアスレチックにひとつずつチャレンジ。 腹筋台に横たわると高い空に緑の木枝。 ふうっと吸い込まれ…

突然に秋

あの暑さは何処に行ったのかいな? 無為を暑さのせいにしていたが、涼しくなっても何も始めていない。 暑さ疲れを回復させると称して、さらにゴロゴロ。 先日の子守は女房が健康診断で、雨降りだったから大学に連れて行く。職場しか行き場がないとは情けない…

文房具

PET検査では血管注射を3回失敗してくれた。謝られながらブスブスやられる。拷問されるよりマシだと観念して。 巨大スキャナーに身体を通しながら、水の入ったグラスを思い浮かべる。この前もそんなことがあったような。病院から連想する基本イメージはこれだ…

直島へ

こういう仕事をしていて何ですが、直島に行ったことがなかったのです。でようやく、小さなバスツアーに参加。 賑わってましたね。家プロジェクトを中心に回ったのだけど整理券を出すほど混むところもある。 こんな島にどうして?と思うほどにしっかりした町…

本当の自分

AO入試の日曜日、午後から爽やかに晴れてきた。昨日から寝てばかりだから、帰宅後、壁打ちに行く。 ゆったりとサーブを打ち続けて、フォームを確認しようとデジカメ動画で撮影した映像に愕然! これが「真実の自分」なのか。それにしてもひどい。 俺がコーチ…

合点がいかない?

久々の激しい雨で、家の前の造成地がグランドキャニオンになりかけている。ミニチュアだけど大自然が見える。小さな水たまりに船の浮かぶ入り江を、草むらの小路でジャングルの鳥瞰を想像した遙かな昔の日々。 やっぱり暇でないとね。この暇な毎日も2週目を…

WEBと読書

マルテの手記を拾い読みしながら、WEBでリルケの歩いた街並みを辿ってみる。この都会を舞台にしたから、屈折した青年の内面描写が世界文学になり得たのだ。 京都や大阪の街をクタクタになるまで歩き回っていた俺は、この作品の空気を共有していた。通天閣は…

入道雲に誘われて

盛夏ギラギラと

午後は読書のふりをしてヒルネ、ちょっとだけ運動して汗を流し、夜は映画を一本見て少し風が冷たくなる深夜に眠る。まったく療養中と同じ生活が復活している。 「人々は生きるためにこの都会に集まってくるらしい。しかし、僕はむしろ、ここではみんなが死ん…

ダラダラ7日間

これは夜空です。四万十で日本新記録が出た12日の深夜、ペルセウス流星群、どんなものかと粘ったものの全く視認できず。ちょうど家の前が空き地なのでゆっくり眺めたのだが・・・・ これがダラダラ生活の引き金になったな。 いくら待っても星が流れないの…

八千代の丘、新展示

できれば映像でご覧ください。 リンクできなければここへ http://youtu.be/Soqgrh3rou0モノクロームな作品が続いていたのでホッとするようなギンギラギン。 年末、クリスマスの出し物にと考えていたのですが、子ども達のワークショップを開いたこともあり、…

人生の意味

孫を預かることになり、迎えに行く。 久々に見る孫はすべすべで以前よりも肥えている。 俺は八千代での展示仕上げがあるので、ゆっくりする間もなく出かけたのだが、道中ハンドルを握りながら頭に浮かんだのは「人生の意味」という言葉だった。 そんなつまら…

大学見学

B1サイズに3時間、色を塗ってみる。 展示の解説なのだがプリンタ出力ではあっさりし過ぎているから、荒々しいタッチを強調してみる。 この大きさは去年に鯉のぼりを描いて以来かな。 午後、市立大学の見学へ。 1,2年の学生有志と卒業生に加わってM先生の…

再発見

とてもとても暑いので、周りにモノを置きたくない,スッキリさせたい。けれど無理なので隙間の多い画像でちょっと涼んでみる。 やっと前期末の雑用が片付いて、次にすることを考える気持ちになってきた。まずはのんびり本でも読みたい。 ところで、新人教員と…

8月6日

八千代の搬入の後、昨日は日銀の搬出。そこにオープンキャンパスが連続。 階段の上り下りがいい運動になる。 市内に所用で出かけたら平和公園の廻りはバスが一杯だった。明日は人で一杯になる。一年前のこの日に次男から受胎告知を受けて、もう強い存在感の…

八千代ワークショップ

二日後のオープンキャンパス向けに大学ギャラリーの展示をして、すぐに八千代の展示替えを搬送してくれる業者のトラックが到着した。 3階までを7往復ほどしたら汗だくだくになり、シャツを着替えてから車で八千代に向かう。 11時から展示を始めて弁当を食べ…