40年

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研究室で使っていた冷蔵庫が壊れた。
女房が独身時代から使っていたものだから40年近くも働いていたことになる。
職場に持ってきてからでも35年は経つ。これほど長く付き合った電化製品は他にない。
このまま傍に置いておきたくなるのだがフロン処理が絡むので廃棄を依頼しなくてはならない。
この35年間でコンピュータの記録メディアはコロコロと変化した。
テープのピロピローという音が懐かしいが、機器の進化を遮二無二追いかけるという人生になっている。
フィルムなどの感光剤を保存するという単純な役目だったから(もちろんビールも冷やしましたが)進化する必要は無かったにせよ、長い年月、責務を果たし続けた。いま人間でもそんな仕事が残されてるだろうか?
そして現代の製品で10年以上を想定したものがあるか?
そのレベルではすっかり退化した人間が原子力を使っている。
などなど考えさせられた。
ちなみに製品はナショナルのNR9060R、名器でした。