2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

同じタイプ

進学説明会が市内の会議場で開かれ、前半の当番なので、バイクで峠を越えて平和公園へ。 東京芸大以外のすべての美術系が来ているのじゃないかというぐらいにギッシリとブースが並ぶ。 会場内をぐるっと回ってみてギクリとさせられた。 俺と同じタイプの初老…

美術とデッサン

美術=絵が上手い。音楽=ピアノが弾ける。スポーツ=足が速い。 そんなこと、あったり前でしょう、という前提で美術学校の試験ではデッサン(素描)が課されている。 それも西欧アカデミズムに則った描法が要求されていて、日本画と言ってもサラサラと文人…

猛暑にテニス

ぐったりする夏の朝。たっぷり紅茶を飲みながら、ゆっくり目覚める。 数年前に退職されたN先生が孤独に亡くなっていたことを昨日知った。 ウォーホールに似ていたから美術の学生がアンディと呼んだこともある。我が家の子ども達が小さいときから世話になった…

今年も夏がやってきた。

先送りにしていた高校への広報活動を、やっと始める。 同行してくれた山口の参事さんによると3年ぶりということだった。 そうか、いろいろあったからなあ。 レンコン畑が拡がる南岩国。 JRが楽だろうと思っていたが、乗り換えの度にアップダウン。酸欠の身体…

崩壊する昭和

朝のバンコックみたいだけど、タカノ橋の雑居ビル。 もうすぐに取り壊されてしまうサロンシネマが入るビルの隣だ。 こちらはその映画館へと登る急な階段、入り組んだ店舗もほとんどが空き部屋になっている。 よくここまでやってこれたもんだ。 初めて来たこ…

三次 花火大会

息子一家と花火大会へ。 夕立が断続して開催が危ぶまれたけど、会場に着いた頃にはギラギラする夏日になる。 雨男で、子どもの時から必ず遠足は大雨になるという息子の悪運は孫に消されたようだ。 青がお気に入り。新品の帽子と靴下はパトロンの叔母さんに買…

多忙の効果

ぐったりして、今日は一日寝ていたい、職場に行くのがいやだなあとゴロゴロしていたのだが 昨日、完成していたはずのドーム投影映像のファイルが欠損していると科学館から連絡があり、コピーして持って行ったり、4時からの本番上映まで大慌て。 結果として科…

サロンシネマでフォーク

コーエン兄弟の新作「inside llewyn davis インサイド ルーウィン・デイビス」を見に行った。 8月で引っ越す広島の至宝サロンシネマ。 何処を見ても崩壊ばかりの日本だが、広大本部と古書店と食堂の学生街、鷹野橋はいよいよ崩壊か。 広島で暮らした37年間、…

映画の夢

夕食後、ぼけーっとしているときにインド映画を見ている。 芸術的映画だと眠れるが、こちらはおもしろすぎて目が覚める。 3時間近く(とてもじゃないが通しでは見られないよ)恋とアクション、歌と踊りの奇想天外が連続。音楽もまた素晴らしい! 最近のハリ…

コピーライト

前回のBLOGで楽譜のことに触れたついでに幾つかのサイトを見てみた。 楽譜出版大手の全音さんも大変らしい。我が家にある楽譜の半分は全音だ。古臭い体質で問題もあるのだろうが老舗として残ってもらいたい。画材店にも頑張ってほしい。 学校は違法コピーの…

音楽の学習

大雨があがった夕方、周囲が乳濁したオレンジの光に包まれていた。 この3年間ほどシンプルなバッハの楽曲を電子ピアノで辿りながら、繰り返し練習している。 楽譜は海外webサイトから入手。バッハですからね、何でもあります。 楽器店の本棚を手探りした時間…

雨の日は

雷鳴が轟き雨だれに包まれる豪雨のひと時は音を感じる最高のチャンスだ。 雨は日本人にとっての基本的な環境音でありビジュアルでもある。 特に視覚表現で、これほど雨にこだわっている民族は少ない。 眺めているだけなら雨はとても素晴らしい。 雷が接近し…

若い人たち

10年ぐらい前までは、学外から作家を招いて交流していたが、年齢を重ねるほどにその機会も減った。 そこに若い新任教員が来て、大きな変化が学科に起こっている。先日の日曜には、新進のアニメーション作家、稲葉卓也氏を招いて講演会を開き、学生の他、沢山…