若い人たち

10年ぐらい前までは、学外から作家を招いて交流していたが、年齢を重ねるほどにその機会も減った。
そこに若い新任教員が来て、大きな変化が学科に起こっている。
先日の日曜には、新進のアニメーション作家、稲葉卓也氏を招いて講演会を開き、学生の他、沢山の方々が来場された。
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映像アニメーションで講師を招いたときは、自称迎賓館の堀尾研究室で休息食事をとって頂いている。
ラクタだらけでリラックスできると評判だ。
今回の講師、稲葉さんは作品の内容もガラクタで、生い立ちから環境まで廃棄物と関わりが深く、僕の幼年時代と共通項が多くて大いに盛り上がった。
それに30代後半と自分の子ども達の世代なので、話が理解しやすい、また、伝わりやすい。

「私が映像作品を作り出したのも、自分の音楽を聞かせたかったからでした。」
稲葉氏が講演でそんな話をされた。
僕の場合も同じ動機だったなあ。それを思い出して、また音楽が作りたくなっている。
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日赤で定期検査。帰りの車中から市内電車スナップ。
正面の波形の装飾が大好きだ。
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実習の課題はいま、プラネタリウムでの球面投影映像制作。
きょうは試写で未編集の映像を持って、こども科学館へ。
2チームによる共同制作なので、学生同士でチェックが進む。
こういう新奇な課題が生まれたのも、若い新任教員の活動からだ。
若い人たち、ほんとうに素晴らしい。
彼らのエネルギーのおいしいところを戴いて、ぐんぐん回復しております。