2007-01-01から1年間の記事一覧
銀世界の大晦日。 日差しはあるが風が強い。 父親の死去もあり、伝統的には新年は小さくなって過ごすべきなのであろうけど、九十二歳での成仏は喪という言葉がふさわしくない。 そして存在しない父を思うと不思議な感覚に包まれる。 鏡の中の自分に時々父親…
虚脱状態で呆けている。 そういう感じで年末を過ごしたいのだが明ければすぐに卒業制作展、身も心も休まる暇が無い。 今回の展示をDVDなどにまとめなければならないし。 見直してみると意外な映像に驚かされるのだが。 けっこう大変。 とはいいつつも、1…
自分で言うのも何ですけど、今回の展示、かなり洗練されたものになりました。 もっともっとたくさんの人に見てもらいたかったなという欲は残りましたが 来てくれた方、ありがとうございました。 来られなかった方、DVD記録で見てください。 日曜夜に解体…
来週の木から日までグループで発表をします。 画像にもあるように映像と音響の4人で相談しながら企画を進めてきました。 東区民文化センターの協力も得られて、一般のギャラリーでは不可能な「舞台空間」を演出できそうです。 ぜひぜひ、ご覧ください。
20年前までは、あちこちに「桃源郷」と言えるものが少なからずあったように思える。 「貧しかったけれど自足できていた時代」なんていうと昨今の昭和レトロだが、しみじみと秋の日差しの移ろいを眺め過ごせるような空間が、昔にはあって今は失われたような…
2週も前のことになるが京都で40年ぶりという小学校の同窓会があった。 母親がいろいろと世話になっている人の名前が幹事になっているので、日頃の御礼やらも兼ねて挨拶しておかねばと考えて参加した。 1時間送れて食事の席のドアを開けたとき、35人の…
幾つかの用事が重なって、また関西へ。 所用のついでに国立博物館の「狩野永徳展」と知恩院三門公開を見ることができた。 大阪での用事を済ませ、天満橋から京阪に乗る。 七条で降りて少し歩けば京都の国立博物館、狩野永徳展はそこで開かれている。 夕方の…
鏡面仕上げの円筒形に歪んだ画像を映すと、元の正しい形として見ることができる。 アナモルフォーゼというだまし絵の一種である。 この歪像はフォトショップのフィルターで簡単に作れるが円筒形との関係を調節するのは難しい。 それを拡大転写していくので、…
新聞広告で女房が格安日帰りツアーを見つけてきたので申し込んだ。 奈良には9月にいったばかりだけど、そのときに正倉院を見て、一度この中身を見てみようと思っていたのだ。 長いバス道中で読み込もうと分厚いプログラム解説本を持っていったのだけど、一…
木を切る、色を塗る、組み合わせる、描く そんな手仕事は、うまくいくかどうかは別として確実に物ができる。 コンピュータのように一日触っていても何をやったかわからないということはない。 ちょっと疲れてきたのかもしれない。 新しいことの連続で。 早く…
芸北八幡高原には毎年2回以上足を運んでいるが、今年の秋はどうなってるかな?と 軽い登山と高原の散歩に出かけたら、空が曇り風が強くなって気温もどんどん下がってきた。 薄手のウィンドブレーカーにパーカーを重ね着しても暖かくならない。まさか使うこ…
山口のYCAMへ 興味を引く展示のオープニングでコンサートも開かれるので出かけた。 最近はバスでの移動が多いので今回は久々にJR、それも普通電車で。 車窓風景を楽しむにはやはり鉄道に限るが、休耕田の雑草が風景を荒んだものにしている。 危うい。 …
「オモチャ箱をひっくり返した」ような作品展を企画中。 ありきたりだけど一度やってみたかったカラクリとか あまり表現なんて考えずに、装置の実験として 遊んでみたい。 画像は真ん中に円筒形のミラーを置けば文字が読めるというもの。 そこまでして読むほ…
山登りの後、お腹のあたりがヒリヒリして、口内炎が幾つか出来たりしたので、不安になり1年ぶりに胃カメラを飲む。 結果は全く以上無しだったのだが、少しは節制の気分になれた。 薬とテニスと自転車でバッチリということだが、腹回りの脂肪は何とかならな…
暑さがぶり返している。 昨日のテニスはドボドボに汗をかいて、午後はいつものようにドランク、沈没。 その酔いを醒ますべく、広島で一番涼しいと言われる比婆山へ。 途中、熊野神社の大杉、や天然記念物の大トチなど巨樹を訪れるが、やはりそれを画像で表す…
連休の二日間、一歩も家から出ず「お籠もり」 おりしも台風の影響で不安定な天候 音楽を聴き(ジャンゴ・ラインハルト) ネットブラウジング 昼過ぎにはビールを飲み始め ヒルネ ノートに文字を書きなぐったり 考えることを先延ばしにしていた事を考えたり …
台北に余韻覚めやらぬ間に、奈良京都古美術研修旅行。 訪問地では唯一、当麻寺だけが初めてだったので、特に印象に残った。誘い込むような引力を持つ背後の山を越えると河内。数年前に歓心寺を訪れたときに越えるか否かと迷った峠だ。 この寺の至宝、曼荼羅…
4日間の台北美術研修。 といっても女房と二人の個人旅行ですが 「故宮博物館」「当代芸術館」「市立美術館」「植物園」「国立戯曲学院」などなど。 寺院では「孔子廟」「大龍胴保安宮」「清水祖師廟」「龍山寺」などなど。 MRTと言う高速鉄道や市内バス…
もう少しは他のところにも行ったらどうか、と思うのだが、何やかやと用事もあってまた京都。 今回はパソコンに自転車も携えて。 ということでサイクリングのレポートを。 曇天の朝、七条を西へ走って桂離宮の向かい側から河川敷の自転車道を北上。雑草の繁り…
暑さを話題にするのも馬鹿らしくなるほどに続いている。 例年になく階下の和室で過ごす時間が長い。 というか2階の寝室で眠ったのはいつのことだったか? ソフトのマニュアルの理解が遅々として進まず、人生の短さを切々と感じてあせるばかり。 そんなとき…
吉和の夏祭り 夜が更けてからの強い降雨で花火大会は延期になるかと思われたが 直前にあがる。ラッキー! 山荘から3分。ヒヤリとするほどの風に吹かれながら、直近で鑑賞できる。 花火大会に付き物の暑熱と混雑は一切無し。 贅沢、快適。 公称1100発、…
PROCESSINGの解説書を購入して1ヶ月。 やっとこさ画像を作ってみた。 プログラミングだからパソコン操作よりも「読み解く」ことのほうが大切だという理由で ずっと枕の横に置いて寝ていた。 なつかしいな、20年以上も昔になる、BASICのフ…
先日、危うく痴女の軽四に轢き殺されそうになった。 その後も何度かヒヤリとするようなことが続いている。 前々から周辺を見ないドライバーの増加が気になっていたが、これまで無事で居られたのは単に運が良かっただけのことなのだ。 考えられ無いようなこと…
原爆記念日はいつもギラギラと晴れているのだが、今日は早朝から雷鳴が響き、小雨が降っている。 8月6日は我が家にとっては次男の誕生日、平和公園近くの記念病院だった。 昨日は保育士養成に関して考えさせられるようなことが重なって、ずいぶん昔に終わ…
台風が接近中で何となくワクワク。 風よ吹け、雨よ降れ。 7月末は納骨の法事で京都に行っていた。 35度を越す猛暑だったが東山の東福寺はさすがに紅葉の名所だけあって木陰は多く、なんとか暑さをしのぐ。我が一族にとって初めての儀式でまっさらのお墓。…
三原手前の高架橋工事現場。ここらで中止してくれないかな。 川岸の雑草に架けられた蜘蛛の巣。これが無数に張られている。 毎日自転車で通っているのに気がつかなかった。 久々にスローなプジョーで通勤して目に留まった。
久々の立ち読みで刺激的な本に出会う。 Built with Processing PROCESSINGというプログラムの日本では初めての解説本だ。 20年ほど前にコンピュータが出始めた頃、俺はBASIC言語で幾何学的なパターンを描いて楽しんでいた。 それなりに手間…
すべての高架が脚だけになったら・・・・。 とても芸術的な光景が出現するだろうね。
毎年ひとりはこういうファッションの学生がいる。 作品になっていて楽しい。 この組み合わせはまるきりオリジナルというよりも原型があるようで ぶら下げているカメラはたいていロシア製だし、キャラクターはウサギやカエルが多い。 15人ぐらい並べて見た…
梅雨本番、雑草がぐんぐん生長する。 通勤の自転車道でも車道にはみ出してくるので、この時期の草刈はとても在り難い。 とくに刈ってから数時間後の生臭味が薄れて乾き始めたころの香りがいい。 愛の残り香とでもいうか、艶っぽく懐かしい。 この香は広島に…