2020-01-01から1年間の記事一覧

雪の歳末になるかな

予報通りに降り始めた。これは積もるだろう。 今年度唯一の映像作品「21」が完成。映像と音響のソフトを往復しながら、やっとこさだけど、気分が良い。 すぐに冷静さが戻って批評を始めるのだけど、もう触らない。 次は作品図録だ。 一昨日は日赤へ、夜明…

千年杉

年末の天候は荒れ気味で大寒波も来るという予報だから、孫が所望していた千年杉に行くことにした。我々が住む伴からは登山口まで15分もかからない。 千年という触れ込みだが樹勢も盛んで、まあ五百年がいいところか。7つの枝幹に分かれているのでそれほど大…

クリスマスだった。

卒制が学内展示になり、卒業式も学内分散型になりそうだ。こういう混乱の時に退職していくのも悪く無いな。 保育園の送迎も1名だけに限定されてから同行しなくなったが、久々に行ってみると活気にあふれて微笑ましいものだ。 車中では今朝に届いていたプレゼ…

映像とその音響を制作中。この部屋にコンピュータ4台+iPad、デジカメ5台。スマホと無線ヘッドフォンなども、毎日充電しなければならないからコンセントだらけ。 なんという暮らしだろう。 1年以上、対面していない孫だが、頻繁に映像が送られてくるから、…

いよいよ やれやれ

県立美術館での卒業制作展が中止になった。予想通りだ。 学内展示の計画を始める。 京都市美術館が改築中に幾つかある美術大学は学内展示で対応した。俺と学科主任はそれらを見ている。東京では以前から学内で卒業展が開かれている。 美術館での展示はいろん…

広島 田舎の都会

福岡と大阪の中間という地理的な条件もあるのだろうか、保守的な志向もあるのか、何事でも全国的な変化や潮流が現れるのがとても遅い地域だ。 市内電車が走る市街は整然としていて不足や不満を感じさせることは少ない。 病院が珍しく早く済んだので、帰りに…

ススキ野

本物の寒波ですな、12月では少し早いかなと思うけど、厚手のセーターと帽子が正解だった。 朝日を浴びるススキが美しい。樹木が伐採された後、殺風景なススキ野になってしまったが、こういう美しさも現れている。 世界はどんどん醜くなっている。 開発や対策…

最終講義

予報よりも天候の崩れが早かったので、車でぬくぬくと出勤。複数台、車を所有していたら常用しているだろうな。 自転車で無駄に体力と時間を使わず、得られた余裕でクリエイティブに活動してるかもしれない。効率的な毎日、そして人生のデザインというやつ。…

苦渋の決断

県内の感染者が112人となり、広島市は公共施設の休館を決定した。つまり会場にしている区民センターも休みになる。 昨日、メンバーと連絡を取りながら「可能な限り開催を」と強気なことを言ってたのだが・・・・・ 「中止」するしかない。 まだ開催できる余…

ノエル

この夏に急激に痩せてボロボロになってた我が家の黒猫ノエル。 それでも活発に動き、毎朝、大きな声で鳴いて食事をねだっていたのだが 先日から声もなく食べなくなって、仕事机の下に敷いた電熱マットに横たわっている。 きょうは久々に終日部屋にこもって作…

晴れて青空に黄葉が映える一日。

定例の通院日、冷たい朝だったが防寒装備で自転車に乗る。 市内への自転車道で何十台もの自転車に抜き去られながら、この10年でサイクリング用の自転車が増えたことに感慨を抱く。とくに高校生で圧倒的だったママチャリが一変して軽快なロードに代わっている…

映画

ようやく大学内でWi-Fiが整備されてYouTubeなどを授業で使えるようになった。 美術の学びに映画は欠かせないものである。学生時代にも映像の授業はあった。大阪のテレビコマーシャルのディレクターをしていた森居亀さんがその講師だった。「やめられない止ま…

日記と静けさ

日記とは、その日にあったことを書き留めるよりも、少なくても1週間は静かに置いて濁りを澄まし、心に落ち着いたことを記すものらしい。 今日の通勤の往復で平安日記文学の講演会を聞いた。 「なるほど」であり、是非とも実践してみたいものだが、1週間後…

ロードレーサーで通勤

短距離をちょこっと走ることは何度かあったけど、職場までの往復22kmは10ヶ月ぶりだった。風もない絶好の天気だったが5km地点で尻と肩が痛くなりラストの坂道は青息吐息。確かに自転車は運動になりますな。 そしてこの軽さ。人馬一体という感覚。 安川の鵜…

いたわり

病院の採血を待つベンチで横になって眠っている人がいた。 こんなところで寝るのか?と見ると、爺さんの膝を枕にしている。 点滴の順番が来てベッドで横になっていたら、二つ向こうのベッドに先ほどの老夫婦が居た。爺さんは点滴を受けている婆さんの足を膝…

広角と望遠

冷え込んだ朝、久々に車で日赤へ。7時。夜明けの空。坂本繁二郎の絵を思い出すが、その絵で表現されていた微妙な色合いは写っていない。 当たり前だろう、スナップで定着できるほど単純なものではない。 渋滞もあり1時間かかる。自転車では64分だ。やっぱり…

昨日見たものを振り返る

午前中のテニスではたっぷりと走り回り、しっかりと打った。かなり体力は戻ってきている。そのあと、ぼんやりと昨日の写真を眺めて過ごす。いい時間だ。 瑠璃光寺の石垣。「打ち込み接ぎの乱積み」というものか、「野面積み」か。孫がいたらうるさく詮議する…

山口へ 美術史研修

奈良京都でなく、地元での美術史研修の4回目は貸切バスで山口へ。 おなじみの瑠璃光寺。ここから徒歩で雪舟の画室を再現した庵へ。 常栄寺 雪舟庭園 初めての寺だと思っていたが見覚えがある。天龍寺に似てるような、益田の雪舟庭園か、ともかくもこの手の…

CollageあるいはDépaysement

終日在宅。久々のことだ。 過去30年間に制作した映像をチェック。これらを合成あるいは並置して「何か変な感じ」を出せるかも。停滞していた新作が前進できそうだ。 先日もここに「音の記憶」として書いたように、古い音源の聞き直しもやっていて、この回顧…

WORK17 Photograph

1978 13x18cm ゼラチンシルバープリント カメラを手に入れたのは20歳代半ばのことだ。手描きプリントのバイトでそこそこ貯金できたので念願のニコンを買った。三条河原町の写真店でウィンドウのカメラを凝視していた。当時はカメラからオーラが溢れ出してい…

たのしく描く

東京の孫No,6はよく絵を描いている。四つ切り大の画用紙の四隅をテープで止めてもらって勢いよく描く。美大出のお母さんだからセッティングはバッチリだが、つぶやいたり笑ったりして延々と描いている。 こんなに絵を描くことって楽しかったかな? 京都の孫…

音の記憶

故障したテープデッキを何とか再生だけできるようにして、溜め込んだカセットから音響を救出しようとしている。 そのなかに昔、子供達がレコーダーで遊んでいる音声が残っていた。 それが、毎週、我が家に来て大騒ぎしている孫3人とほとんど区別できないぐら…

暖秋

定例、水曜の通院日。今日も暖かいから自転車で川沿いに日赤まで15km。 今日は何故か順調に処置が済んで、珍しく12時台で昼食がとれる。 千田公園。日陰のベンチでも寒くない。 川沿いの桜並木。花の時期よりもきれいだ。大学あたりから日赤まで5km近く…

尾道

ポットの蓋が落ちて割れた。 修理して使ったら湯気の熱で接着剤が軟化してグニャグニャに。 陶器が柔らかいというシュールな体験。 再び修理した。 写真用ライトやテープデッキも最近修理している。人間は治せません。 尾道の市役所屋上から。眺望よし。 先…

通院日

夜明け前、赤から青へと見事な階調を背景に、月と星が輝いていた。 これは自転車で決まりだな、と今日の病院行き手段を選んだ。 先週と同じく7時に出て同じルートを走ると、この前も居たなという通勤通学の人たちを再見する。こうして日常生活が繰り返されて…

まっぷたつ

アメリカの大統領選挙をワクワクしながら見守っていた。 僅差である。 大阪都構想もギリギリだったし 英国のEU脱退も際どかった。 どうしてこういうことになるのだろう? プラスとマイナスの2極に鉄粉が引き寄せられるような現象だろうか。 明確な主張に惹…

紅葉

昨日から一転して秋晴れに。 いつものテニスへ。柔らかなラケットを選んでミートに徹する。硬めのラケットで強く打つ方が快楽だが結果はいまひとつ。来週は硬めでいくか。 テニスの後、八千代の土師ダムへ。紅葉を眺めながらお弁当。 小さな子供を連れた若い…

厳島神社

毎年、秋早々に奈良京都で美術史研修旅行が行われていたが、今年は近在の国宝を見直す形に変更された。その2回目が宮島厳島神社なので孫を連れて同行させてもらった。 霧のような雨は帰る直前まで降り続けた。写真には最適の天候だ。 先日の大久野島といい、…

今日のこと

先日、ベラニアと名付けた花はジニア(百日草)だと、このブログを見た卒業生が教えてくれました。それも自筆のイラスト付き絵葉書です。 今日は先週のPET検査結果を日赤で。 回復は諦めていたけど告知の直前はいつものようにソワソワ。さてその結果は 「消…

昨日のこと

コマ撮りアニメーションを作る学生を手伝って終日、塗ったり貼ったり切ったり。 コンピュータが主役の授業では少なくなっている手作業。でもこれが無いと制作している気がしない。授業中ずっとコンピュータに向かっている学生には声もかけにくい。 特に自由…