2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

プラネタリウム

映像展示の可能性を拡大するというテーマで同僚教員が活動しているので、パーキングの案内も兼ねて見学に同行した。 直径20mの半球を見上げるだけで崇高さを感じさせられ、引きこまれる。 開館して33年、子ども達と頻繁に訪れた科学館だが、もう20年以上…

大正7年の祖父像

父型の親戚の納屋が取り壊されることになり、片付けを手伝っていたら祖父の写真が出てきた。 という設定で、夕方の軽登山スナップを演出してみた。 古い友人が訪ねてくれて、ゆっくりと過ごした。一緒に遊び回ったのは40年も前のことだ。 彼とこれからの変化…

悲しき雨音

大雨警報が出た朝に出勤すると、研究室の天井から濁った水滴が落ちて床や周辺が汚れていた。 掃除のおばちゃんが新聞紙やバケツを持ってきてくれた。 ポトッポトッとバケツを叩く水音が部屋に響く。 「昔はこんなことがよくありましたねえ」と話す。 何とも…

後戻りはできない

なんて、たいそうなことを書いてますが、そろそろ創作活動を再開させようとしていて、昔取った杵柄の油絵などを考えていたけれど、新奇、珍奇な方向に足が向いてしまう、ということです。 球体への映像投影と同時に球体内部での映像をやってみようかと・・・…

光と影

今日こそ乗らなくっちゃ、とバイクの後ろに立てかけている自転車を降ろす。 澄んだ光があふれて世界が輝いている。 コンクリートの壁から這い出た樹木。けっこうお気に入り。なんて書くとバッサリやられてしまいそう。音楽が作れそうだな。ギターのピックを…

二都物語

Message body 新興住宅地の我が家に戻ると、「こんなところで、こんな風に暮らしているんだな」と冷めた目で生活を見直す。 リアリティはあちら、京都にあって、いつまでもよそよそしい虚としての広島、という図式からまだ抜けられない。 孫が出来てからその…

貴婦人と一角獣

広島に戻る朝、台風が心配だったが雨も上がり、車を預けた息子宅へ向かう電車の窓から虹が見えた。 虹の下は嵐山の方向だ。先日の台風では洪水で被害が出た。 名神から阪神高速で中之島へ向かうルートは田舎者に走れるか?と緊張していたが何と言うこともな…

京都へ 何度目かな?

京都へ いま、長岡京の息子のアパートから送信中。 高速道路を岡山まで女房が運転し、俺が加西の一乗寺から播州清水寺までハンドルを握って、また京都まで女房。 大山崎のジャンクションで(カープの得点に喜んだ隙に)分岐をミスした以外は順調なドライブ。 …

遮断機

日頃メール主体の連絡をしている。 相手の不在も多いし、突然の侵入も気兼ねで、記録が残るのも安心だ。 あまり使わないので、たまに電話をかけるときに緊張してしまう。 でも、肉声って感情がストレートに伝わる。好意的か、意欲的か引いてるかとか体調まで…

女の世界

明日は台風なのかな?そんな時に見かける風対策の布処理。きれいですね。 通勤路で高層マンションが増えて、こういう光景を見かけるようになった。変化だな。 ところで 以前から美術系大学の女性増加に関心を持っているのだが、先日チェックしたら母校(京都…

秋の夕暮れ

鋭い夕陽に誘われて散歩に出たら、瞬く間に暗くなった。 久々の定例散歩コース、再奥部の畦にはまだ彼岸花が咲いていた。 暗く沈んだ背景に鮮やかな色が浮かぶ。夕暮れは、花が一番綺麗に見える時間だ。 昨日は冷たい雨が終日降り続いた。秋が深まるのかと思…

12歳

手塚治虫のドキュメント映像を見て、あんな仕事づめでは長生きできないなと思い、仕事を詰めずに長生きすることについても思う。 その中で、マンガの出発点がこれだったという小学校5,6年のノートが紹介されていた。 やっぱりなあ、だいたい進路ってあの頃…

40年

研究室で使っていた冷蔵庫が壊れた。 女房が独身時代から使っていたものだから40年近くも働いていたことになる。 職場に持ってきてからでも35年は経つ。これほど長く付き合った電化製品は他にない。 このまま傍に置いておきたくなるのだがフロン処理が絡…

視野

快い季節になり体重が増加している。今日、学校では歓迎たこ焼会があるから自転車通勤で身体を絞っておこう!とペダルを漕ぐ。 いつものルートでカメラを取り出しシャッターを押して「ここでこんな写真を撮ったのは初めてだな」と気づく。 だいたいはこんな…