たのしく描く

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東京の孫No,6はよく絵を描いている。四つ切り大の画用紙の四隅をテープで止めてもらって勢いよく描く。美大出のお母さんだからセッティングはバッチリだが、つぶやいたり笑ったりして延々と描いている。

こんなに絵を描くことって楽しかったかな?

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京都の孫、No.2とNo.4も盛んに描いていたが、お姉ちゃんはキメツに走っていて、弟の関心は文字や記号に向かっている。

響きあう色彩や奔放な線は帰ってこないのかな。

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カード登録のために地区センターのようなところに行った帰りに壁の絵が目に止まった。病院や公民館などに飾られている絵といえば半世紀ずれた凡庸なものと決まっているが、これは異色だ。魅力がある。

クレジットをみると障害者施設のMさんの作品だ。

最近、授業の資料にとエイブルアートの作品を探していた。いま、一番可能性を感じている。spontaneous自然発生的なもの

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母が96歳になった。毎年、次男は母の誕生日を祝いに行ってくれている。俺は97歳になると思ってた。母は自分の年齢を忘れていて孫娘に聞いている。100歳までもう直ぐだという会話。ひ孫とは90歳の年齢差。