予報通りに降り始めた。これは積もるだろう。
今年度唯一の映像作品「21」が完成。映像と音響のソフトを往復しながら、やっとこさだけど、気分が良い。
すぐに冷静さが戻って批評を始めるのだけど、もう触らない。
次は作品図録だ。
一昨日は日赤へ、夜明け前に車で行った。穏やかに晴れたから車内で昼食をとり、いつもとは反対方向の南へ散歩した。遠くに宮島が見える。
公園の樹々には紅葉が残っている。海に近いこの地域は暖かいのだ。
遊具が豊富な公園の隣には各種のセンターがあって子供達が飽きずに過ごせる場所だ。それで、30年近く前のことだが、3人の息子をここに置いて我々二人は映画に行ったことがある。でも施設は休館日で、迎えに行った時、子供達はとても不機嫌にこのあたりに座っていた。
後ろめたい思い出だけれど、この後も1週間、子供を置いてイタリアへ旅行したこともあったから、さほど罪の意識は感じていないのだ。
結果的には進学、就職、結婚と勝手に決めてくれたから自立心を植え付けたと言えないことも無い。でも男三兄弟だからできたことで娘がいたら絶対にしないだろう。
その息子たちが今、育児に奔走している。
30年って中々の時間だ。