最近、配信で映画を観ているが眠くなったり飽きたら中断するブツ切り方式で失礼な事この上ない。ま、それも作品の訴求力が弱いと言えないこともないけど。
映像のロケ地や音楽が気になる。
「ヘカテ」はタンジールが舞台でシューマンの「子供の情景」が気に入って、今、練習している。
「読書する女」はアルルの町。グーグルで街中を探索してみる。音楽はベートーベン。奇をてらった使い方で面白いけど良し悪しは何とも言えない。
「第3の男」は不鮮明な画面だったが、やはり秀作だ。脇役のトレバー・ハワードのベレー帽とダッフルコートに魅了される。大ヒットしたテーマ音楽だが、随所にチターがうまく使われていた。
ひと月前の周防大島行きで車内に忘れた手袋を届けてもらった。
期待外れの桜だったが、あれからまだ一月?もっと前のように思えるが、友人はその間、自身や家族の体調不良などで自宅に籠っていたという暗い話題を明るく語ってくれた。活発で社交的な人だけに驚く。
その人と比較すれば俺の4月からのひと月は波乱万丈と言っても良い。
人それぞれの多様な時間が絡んで毎日を作っている。
株の動向を注視しながら、大谷の打席や競馬中継などテレビから目を離せない毎日を過ごす人もいるし、そもそも家にテレビが無いという知人もいる。
普通って何なのだろう?
快晴の一日、広島フラワーフェスティバルは45万人の人出だったそうだとS大のテニス練習会で聞く。カープの試合にも3万人以上が行ったはずだから、周辺人口の半分ほどが浮かれ出たということか。幸福でいいことだけどね。
テニスコートではベンチで西欧の難民移民問題が語られていた。平和研究所の元所長も居るから話はリアルだ。植民地からの収奪で現在のヨーロッパは富を蓄えているが、相当にえぐいものだったから、その負債が噴出していて収拾がつかない。
ガザ、どうすればいいのか。