午前に皮膚科の治療があり市内の病院に行った。カバンに吉野弘の薄い詩集を入れて行ったのだが、これがとても良い。
高田渡が老人に座席を譲る娘の葛藤を歌っていて、その歌詞が吉野弘だと知って図書館で借りた。こんなに素直に思ってることを書いて詩になっている。
解説を読まなくては理解できないものは美術でも音楽でも価値を感じない。
面白いな、と興味をひかれるかどうか、そこで決まりだ。
秋分の日にドライブしながら醜聞の日だったらどんなのかな?と思った。
吉野弘は「スキャンダルはキャンドルだ」と書いている。
結ぶこととほぐすこと、とか。
午後は女房のテニスグループに呼んでもらって大汗をかく。おばさんテニス恐るべし。