本物の寒波ですな、12月では少し早いかなと思うけど、厚手のセーターと帽子が正解だった。
朝日を浴びるススキが美しい。樹木が伐採された後、殺風景なススキ野になってしまったが、こういう美しさも現れている。
世界はどんどん醜くなっている。
開発や対策という名目で自然との折り合いや共存が失われ、暴力的な解決が進行している21世紀だが、それでも太陽からの光は届く。
ゲーテが歌ったようにゴミも光が射せば美しい。
美は光なのだ。
それでも樹々が茂っていた河川敷の風景が懐かしい。
感染拡大がなければ、搬入や展示で多忙な1週間になっていた。
貝のように閉じる日々が再びやってきた。