心配したほど足腰に痛みはない。湿布も貼らなかった。
ということは、あれぐらいの負荷をかけて筋肉を使ってやる方が良いということか。
山歩きは体を捻らないし。
きょうはとても暖かで穏やかな一日だった。
午前は搬入の準備をして午後は裏山で植物採集。
女房はクリスマスリースの素材集め。俺は廃園で食べられるものをこっそりと。
地面と見えるところは水溜りで、そこに光があたるからとても美しいのだけど、写っていないな。それが撮影できたらタルコフスキーだ。そこに端正な詩人が横たわって・・・などという馬鹿話を交わす。
標高130mのこの場所から宮島の稜線が見える。
この背後の山を登って標高300mになると
海まで見える。矢印は我が家だ。
だから1000mはとても高いのだけど、平地で1000mは歩いて15分。
でも自転車で50mの坂を登るのはとても辛い。それで専ら電動だ。
「これじゃ運動になりませんけど・・・」という会話を夕方の医院でかかりつけ医を交わす。(今日は珍しく空いていた。)
地球上の細かなシワを登って汗をかいているのが登山なのだ。このシワの中で蠢いているのが人間の歴史だ。
この50年間で人間は随分と地球の形を変えてしまった。いろんなしっぺ返しが来ているのが現在なのだ。