母の日に花を贈ったら母から電話があり元気な声が聞けたことに心が動いて京都に帰りたくなった。その夜に見た夢を翌朝に描いた。
明日から梅雨に入るかもしれないという予報。例年なら晴れが続く五月。コロナがなければ長い旅行を考えていたのに。天気まで総理とシンクロするのか?
そこで牛田山縦走へ。先日歩けなかったルートを一挙に。
鶴羽根神社隣のパーキングに車を置いて二葉山へ。電車の利用も考えたがコストとコロナ対策で車を選択。
広島駅を眼下に見下ろす仏舎利塔。標高140mはかなりの高さだ。瀬戸内の島々が近くに見える。
一度下って尾長山への登り口はバラの花壇が続く。
掃除をしていたオバアちゃんからバラの手入れの大変さや、付近に出没するイノシシなどたっぷりと地域情報を伺う。夫婦で行動していると安心されるのか、こういう機会が多くなる。ジイさんと話すことは少ないな。
ここからの登り100mが一番の難所だった。
さきほどのバラから尾長山までは急峻な坂が続く。市内のファミリー登山コースだけど広島の山は甘くない。登山靴を杖が必需品だ。
標高は180m足らずだが眺望は最高だ。
2年前に孫とこのコースを歩いた時もハードだったな。
アベマキやコナラなどの落葉樹が多い。根元から二股に分かれている木がとても多い。
きっと理由があるはずだが、こんなことを意識したことはなかった。尾根沿いの道はゆったりとしているから、そんな観察をする余裕がある。
ちょうど1週間前に来たばかりの山頂でたっぷりと休憩して、牛田早稲田に降りる。
これで牛田山をぐるっと回るほぼ全部のルートを走破した。今日は上がったり下がったりで上りの合計は410m、距離は5km以上歩いている。かなりくたびれて車を駐めてある駅前までバスに乗る。停留所でバスを待つ間に陽気なおばさんに声をかけられ、近隣の山のことやご亭主のドローン道楽など楽しい話をたくさん聞かせてもらった。
普段とは違う様々な暮らしに触れてちょっとした旅行気分も味わえた。