座標変換

鏡面仕上げの円筒形に歪んだ画像を映すと、元の正しい形として見ることができる。
アナモルフォーゼというだまし絵の一種である。
この歪像はフォトショップのフィルターで簡単に作れるが円筒形との関係を調節するのは難しい。
それを拡大転写していくので、そんなことなら鏡像を見ながら絵を描いて行く方が手っ取り早い。
簡単な顔から始めて、金槌や靴など描いてみる。
意外にも難しいのは本。
これが斜めに置いてあるなんて至難の業だ。
同心円が直線になって映る。
ということは？

木炭で描いては消しながら、頭の中では極座標への変換を進める。
トリッキーなオブジェが作れそうだ。