正倉院展

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新聞広告で女房が格安日帰りツアーを見つけてきたので申し込んだ。
奈良には9月にいったばかりだけど、そのときに正倉院を見て、一度この中身を見てみようと思っていたのだ。
長いバス道中で読み込もうと分厚いプログラム解説本を持っていったのだけど、一服の薬がよく効いてほとんど眠りっぱなしだった。そのせいか予想したような疲れは全く無くって、久々にリフレッシュした。

さてその正倉院展だが、あまたある所蔵品を小出しにして仰々しく祭り上げてるって言う感じで、確かに精緻な工芸品が幾つか見られるけど、常設展示と奈良公園が無かったら納得できるかどうか。少なくとも行列してまで見るほどのものではない。2倍、3倍は量を出してほしい。

ということで早々に引き上げて三月堂へ。
天平の仏像16体がぎっしり並んで500円。これは超お得!おまけにいつものオッサンの解説がついて充実。写真は三月堂入り口から手向山神社を見たところ。ポツポツと紅葉が見られた。
二月堂から定番の散歩コースで東大寺周辺を歩く。
小学生の遠足か、修学旅行か、いたるところ子供たちがいっぱい。外国人がいっぱい。和服姿の大和撫子と思いきや中国語を話していたり、曇天の平日とは思えない賑わい。
これも正倉院展効果なのだろうか。会期中20万人は訪れるという。こういう散歩を加えると展示の量もあれで適量と思われる。
また、ちょっとずつ見に来てもいいな。