台北へ

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4日間の台北美術研修。
といっても女房と二人の個人旅行ですが
故宮博物館」「当代芸術館」「市立美術館」「植物園」「国立戯曲学院」などなど。
寺院では「孔子廟」「大龍胴保安宮」「清水祖師廟」「龍山寺」などなど。
MRTと言う高速鉄道や市内バスを使ってしっかり美術関係を廻ってまいりました。

人々が驚くほど親切で、中高年は日本語、若者は英語を滑らかに話す人が多く、あちらから声をかけてくれる。漢字が日本と同じなのでメモパッドと筆記具を用意しておけば誰とでも筆談可能。
ゴミは全く落ちていないし、マナーも良い。こういう生活習慣が崩れてる日本が心配になってくるほど。
とにかく快適です。
物価はそれほど変わらないが交通費と食費はとても安い。
屋台が集合した夜市というものが各所にあって食べ歩くのはとても楽しいし、うまい。
ビカビカの現代とゴテゴテのアジアが共存して全くストレスがないから、これはもう天国だ。

ただし市内バスは相当ワイルド。高速に入ったら絶叫コースター。
食後すぐには乗らないほうがいい。
あと、中国式の数字の指表示(中国 数字 指で検索すれば図が出てくる)は知ったほうがいいかな。
月木の午前だけだが国立戯曲学院で学生の演技が見られる。
これは1600円ほどで内容は濃い。アクロバット孫悟空の京劇も見られる。
故宮博物館は意外にアクセスが悪い。バスの便が1時間に1本とは!ツアーの団体を対象にしているからで、我々は困っている人を誘ってタクシーのシェアで往復した。
郊外の三峡へは激しい雨の中、鉄道とローカルバスを乗り継いでやっとたどり着いたが、帰りはバスで一気に戻れた。移動は個人旅行での難点だが、こういうことはガイドブックでも情報が貧弱だ。

広島からフライトは2時間で、行きは10時発、帰りは16時40分と効率も良い。
ツアーに比べて割高になるが、いろんな人と関われて旅行したと言う実感が得られる。

ということで充実しました。また2日置いて月曜からは学生の引率で奈良京都へ4日間。
古い寺、仏像を味わってきます。