草刈

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梅雨本番、雑草がぐんぐん生長する。
通勤の自転車道でも車道にはみ出してくるので、この時期の草刈はとても在り難い。
とくに刈ってから数時間後の生臭味が薄れて乾き始めたころの香りがいい。
愛の残り香とでもいうか、艶っぽく懐かしい。
この香は広島に来てから体験したものだが、もう懐かしさの対象になっている。
30年だからな。
などとしみじみしていたら対岸の草刈に驚かされた。
なんと土手斜面で動いている草刈機は無人だ。
路上に居るヘルメット姿のおっさんが両手で抱えているのがラジコンらしい。
ううむ。土木の機械化からラジコン化へ事態は急変している。
近々パワーショベルなども遠隔操作になるのだろう。
子供たちが夢中のTVゲーム。あれは近未来の労働への適応訓練なのだ。

しかしあの草刈マシーンが複数動くとラジコンが混信しないかな。ま、設定を変えればいいのだが、するとまた分厚いマニュアルを読まねばならないのだ。

草刈らしくないね。