文房具

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PET検査では血管注射を3回失敗してくれた。謝られながらブスブスやられる。拷問されるよりマシだと観念して。
巨大スキャナーに身体を通しながら、水の入ったグラスを思い浮かべる。この前もそんなことがあったような。病院から連想する基本イメージはこれだ。
今回、思い描いたのはグラスの画像の前に実物のグラスが置かれるという設定だ。実物と描かれたものを様々なバリエーションで連作する。これを冬の展示にするかな?
絵は壁に掛けるとして、実物のグラスをどのようにセットするか・・・・何てことを考えながら検査を終えた。
さて、きょうは女房に誘われてハンズのバーゲンに行く。
別に欲しいものとか心引かれるものは無かったのだが、最上階の文房具から見たのが運の尽き。
あれこれ見て、ファイルボックスとボールペンを買う。
ボックスはもっぱら100均だったが、あまりにもイモなデザインで買う気がしない。ボールペンは使わないのだが、カラフルな品揃えと90円以下という価格に思わず。
画用紙と絵の具、という標準形が衰退していく中で、安価な印刷用紙やペンが伸びている。
書店で最近の画集を見ると細かなペン画が多くなっていて、こういう変化がその背景にあるのかも。
魅力的なノートやスケッチブックに手が伸びるけれど買い置きが一杯あるから我慢。それにしても楽しい製品が山のように。さすがに世界一の充実と言われる日本の文房具だ。
2時間余りも物色してくたびれたのでマリオでスパゲッティ。
そして向かいの福屋でビートルズ展を見る。
ジョンとポールの家のドアが展示されてる。ギターとユニフォームぐらいしか見せるものは無いだろうけど、ドアとはね。出生証明書やノートの走り書きとか。
当時の録音機材はまるで沈んだ船から引き上げたみたいにボロボロで、50年前どころか200年前みたいだ。せいぜいスチュ・サトクリフの絵(プリントだけど)が見られたことが値打ちか。リボルバーのジャケットを使ったジグソーが販売されてるのに、作者のクラウス・フォアマンには触れられていない。
デパートから出ようとしたら「Life is very short and there's no time ・・・」とポールの歌声が。
全くその通りですね。