家に籠っていた土曜日の午後遅く、何もしていないのに眠気ばかりに襲われる。
体を動かすべきだな、と裏山へ軽登山。
意外にも気温は高くて、たっぷりと汗をかき、帰ったらビール。たちまち酔いが回る。
こういう時は何故か紙に文字を書き付けたくなる。
それも鉛筆ではダメ。ボールペンなど絶対駄目。
だいたい万年筆。筆ペンというのもあるが紙をガリガリやる、あの押さえつける感じが無いのでいまひとつ。やはりペンです。
西欧で書道というとカリグラフィーと呼ばれる装飾文字だろう。
そのために実に多彩なペン先が考案されている。
これはペリカン社のGraphosという製品。30年以上も前に画材店の売れ残りを格安で購入した。
使う機会は無いから5種類ぐらいを試しただけだけど、食器と同様に用途に合わせて多彩なバリエーションを作る文化が感じられて捨てがたい。
準備から片付けまで、とても手間がかかる。
酔いなんかいっぺんで醒めてしまう。