人生の意味

孫を預かることになり、迎えに行く。
久々に見る孫はすべすべで以前よりも肥えている。
俺は八千代での展示仕上げがあるので、ゆっくりする間もなく出かけたのだが、道中ハンドルを握りながら頭に浮かんだのは「人生の意味」という言葉だった。
そんなつまらないことを考えなくても、これでいいじゃないか。
そう思わせる力が孫の笑顔にはある。
俺もけっこう幸せ者だなとニンマリしていた。
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しかし、帰宅してみれば、投げ散らかしたオモチャが散乱する中を、孫が引き戸を開け閉めして走り回っている。猛暑の最中で外出も出来ず元気をもてあましているから、かなり手荒な遊びで女房は相手をしていたが、俺はゲンナリして寝転がるだけ。
夕方、若君がお帰りになるまで騒動は続いた。
やっぱり、静かに人生の意味を考える方がいいね。