たっぷりテニスとゴッホ

土日続けてドバドバに汗をかく。
元気になったもんだ。
それにしてもサーブはひどい。恥を覚悟で公開だ。
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この時よりは少しマシになっているが、普通になった分、相手も打ちやすくなり、返球が厳しくなってポイントは下がってしまう。かなりの速球が打てたとしても倍返しを食らうだろう。
かといって「なんじゃ、これは?」という変則は3度目には対応されてしまうからマトモなショットも必要だ。ということでテニス歴30年目にして普通を学ぼうとしている。
幸いYOUTUBEで参考が豊富にあるし、おのれの醜態も簡単に記録できる。自学自習の時代です。

きょうはテニスの後、県立美術館のゴッホ展へ。
中規模の展示とは言え、数点は注目すべき作品があり、他の大都市では長蛇の列になるのだろうが、ここ広島では空いている。
解説は読んで楽しい演出が凝らされていたが、もう少し文学的、哲学的でもいいのじゃないかなあ。
ゆったりと風が吹いている麦畑の絵をじっくりと眺める。
ゴッホが過ごした平穏な時間が伝わってくる。
激情の画家として喧伝され、悲劇的な晩年が誇張されて「絵描きとはこういうもんんだ」という歪んだ観念を一般人に、また画家にも広めてしまったのは残念なことだが、絵の具と手の力を今も強くアピールできる、現代を切り拓いた画家だなと改めて感じた。
でも下手なんだよな。
そこから個性が生まれたし、そこにこれからの可能性がある。