京都、またまた

京都に来ている。
母は基本的に元気で各ポイントでのケアだけで良いから、昼間はあちこち出歩いている。
長岡天神の息子宅で孫娘の誕生日を祝い、下鴨で同僚の出産を祝うなど、オメデタ尽くし。
好天に恵まれたので実家のトタン屋根の補修。狭い表側の屋根は、這いつくばって塗装したので身体がバキバキに硬くなってしまった。広い裏側の屋根は錆び止めだけにしておく。
こういう時に出来る無作為のビジュアルは何故かおもしろいものだ。
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友人宅の訪問前に市美術館でモネ展。
今さらモネかとは思ったが、いつ見ても失望させれれることは無い画家なので、1600円には不満だったが入館。息子など家族を描いた人物画や70歳後半の抽象的な睡蓮に、100年後の今に響く現代性を感じたが、一番気に入ったのは「ジベルニュの黄色いアイリス畑」という風景画。
穏やかな風を感じさせる静かな絵だが、堅実な筆致が180度スピンした様を想像すると、ゴッホの麦畑になる。そのように世界が見えていたとするならゴッホも大変だっただろうな。
それとモネがパリに出たときの資金は彼がマンガ(カリカチュア)を描いて得たものだということも初めて知った。