#練習用

お客様

夕暮れの太田川。 唯一、ものを考えている自転車通勤時間 朝起きて階段から下を見るとカラー(Calla)が玄関に置かれていた。 背景の絵(女房が描いたキスリングの模写)と見事にシンクロしてる。 絵の女性の衣服は尼僧服みたいだけど襟や袖口の白い部分もカ…

お地蔵さま

帰ったら孫が寝ていた。のではなくて、末の孫を預かっているから早く帰って顔を見た。 まだ8ヶ月なので当然だが、それでも造作、動作の穏やかさは6人の孫の中でも際立っている。 7年前の初孫誕生からずっと孫中心の暮らしが続いている。 幼子の寝顔に見惚れ…

子供たちと描くこと

学生の壁塗りから1週間。今度は卒業生企画のイベントが続く。 基本的には壁面の長尺バナーの色塗りなんだけど、決められた枠への塗り絵だからスリルが無い。 俺は小学校時代に、塗り絵=最低という認識を植えつけられているから、こんな形の集団制作には加…

最高の授業

壁塗り前日の学科会議で、結果には期待せず大きな面をペイントしたことだけを大切にしてくれとお願いしたのだが 絵筆を手にした学生はいきなり勢いよく描き始めた。 顔に塗料の飛沫を浴びながらガンガンと描き進める。 6つに別れたチームの中でも俺が担当し…

剪定

旅の記録追加。彦根から近江八幡に向かう国道の渋滞を避けて運転していた次男が旧道に入ったら、そこがとてもいい。中山道だった。 風格のある町並みの中で一際目立つ豊郷小学校。ヴォリーズだろうと息子が言う。 帰ってから調べたら伊藤忠の大番頭が私財を…

滝めぐり

広島の孫たちが元気を持て余しているようだったから、5日のこどもの日、寂地峡に連れて行った。 8か月の末っ子はまだ体調が今一つなのでママとお留守番。No.1と2の二人を乗せて吉和から山口県へ。 子供たちが小さかった頃に何度か来ていて、キャンプしたこ…

33箇所

33箇所を連休に回りたいという女房のつぶやきが今回の旅行のきっかけだった。 御朱印はもらっていなくても訪れた寺は多い。そんなものなら俺が書いてやると言ってもダメ。 どうしてかな? お寺の賽銭でも俺は不要と言っても出している。金で左右される仏な…

車掌車

息子宅に泊まった夜、胸がムカついて目が覚めた。しばらくして女房も起き上がり、吐いたという。 どうやら二日前にケアをした広島の孫からの感染のようだ。 中止してさっさと戻ったほうがいいかもしれないな。モロッコ行きの直前と同じ状況じゃないか。 翌朝…

高速道路の表示

京都までに神戸ジャンクションと大山崎ジャンクションという複雑怪奇な関所を越えなければならない。 とくに大山崎では一度失敗しているので緊張させられた。 こういうサイトがあって予習できるようにはなっているが、例えば名神京都の渋滞を避けて京滋バイ…

1350kmのドライブ

5日間のドライブ旅行から帰ってきた。 長岡天神の息子宅を拠点にして、民宿に2泊して丹後から湖北の観音33箇所を巡った。 書写山円教寺は10年ぶりの再訪。 猿回しの大道芸に見とれてゆっくりできなかった。 今日の目玉はここから1時間の小野浄土寺なのだ…

連休ドライブプラン

28日は姫路の書写山円教寺と小野の浄土寺に寄って長岡天神 29日、まず天橋立、そして札所を経由して伊根へ。 30日松尾寺、次にメタセコイアの並木。竹生島。長浜の街は見所が多い。 5月1日 33番谷汲から五箇荘、近江商人の住居。観音正寺に詣って近江八幡…

病は気から

週末恒例になった孫との山登り。 馴染みの火山、コシアブラ採集へ。孫にとっても3度目でポイントはほぼ記憶していた。 運動を控えていた女房も久々の登山。でも下山途中で登山靴が崩壊。この山で2回目。靴壊山と命名したい。 2日前の俺の検査結果で女房の…

鯉よ来い

前回の冒頭の画像、再出演。 中央のはロシア構成主義風でアート系の長男家族には最適だと贈呈することにしたら、右上にチラッと見えるミロ風のも良いなとあちらの嫁さんからのリクエスト。 これはサンプル用で片側しか描いてなかったから即対応。 長さ40cm…

明日は

鯉の季節がやってきた。ことしも専攻科の課題にしている。 孫二人の分も作らなくては。 今日は南風。自転車を走らせながら聞いていたカルチャーラジオの「千利休」がとても面白くて職場に着いてからも聞いていた。 一方的な講義形式は眠たくなるからダメでこ…

桜はまだ終わらない

造幣局の桜の話を、日曜日に見に行った絵画展で女房の友人から聞いたこともあって、朝食の話題にしていたのだが、調べてみると今日の夜8時までとなっていた。 晴れ渡って美しい夕暮れだったから出かける。 こういう選択をすること自体、若い頃には考えられな…

花も終わって

近隣の長楽寺で散る花を眺めながらお弁当。我々ふたりだけ。 積もった花びらを散らしながら小鳥が餌を探している。 今年もたくさんの桜を見た。 その後「木のおもちゃ」専門店を覗く。スイス、ドイツなどの知育玩具が並ぶ。アート好きな大人のオブジェだと思…

カメラは進化する

モロッコの旅行中、女房はスマホで撮影していたから、それも一緒に保存しておこうとパソコンに取り込んだ。よく撮れた写真が多いので腕を上げたのかなと思ったが、カメラの性能が向上しているのだと気付いた。 いま話題のファーウェイに半年前、変更したのだ…

桜満開

孫との登山。近隣の窓が山でさらっと済ませるつもりだったが、やっぱり広島の山、キツイ。 前進しようとする孫を「お前の靴は滑りやすいから危険だ」と途中で止める。 俺が倒れたら誰が連れて帰るのかと「大人の判断」だが体力差は歴然。知能も抜かれている…

デジャブ

砂漠地域でのホテル裏側の光景。 満天の星空、鮮烈な日の出を期待していたけど叶わず。 ラクダ使いの人たちは民芸調に決めているけど、ホテルからの送迎は彼らが4WDの車をぶっ飛ばす。 東京でも江戸情緒満載のスポットを作るべきだろうな。 もちろん荒野は…

入学式

校歌斉唱で一斉に開いた式次第の白にハッとさせられた。 今年は平和公園のホールで開かれたので、これまでにないシーンが見られた。 式の後、傍の太田川岸でお弁当を食べる。 ぼんやりと1時間近く座り込んでいる間に、何度も宮島とドーム前を結ぶ観光船が行…

人が居る風景

モロッコ周遊の基本コースは2000kmにもなるから長時間をバスの車内で過ごすことになる。 幸いに13人と小さなグループだったからたっぷり座席を使えて、陽光を避け風景を選んで右左と移動しながら写真を撮った。 モロッコの人々は写真を嫌うから内部が見えに…

春休み中の孫に約束していた近隣の山登りへ。 アストラムの牛田公園から広島駅まで縦走してJRで帰るバラエティに富んだプラン。 旅の後だから軽めにしておこうという心算もあった。 2年生になる孫は飛び跳ねるように駆け上がっていく。 俺は息切れしてふらつ…

ブルー

県立美術館で知人の作品展を見て、隣の縮景園で花見。 これはモモだが赤白が一本の木から咲いている。 3日前はモロッコにいてマラケシュの庭を見ていた。その時空がまだ余韻を持っているから桜もいつもと違って見える。東南アジアの旅行から帰ってもこういう…

原初の風景

マラケシュに居る。 カスバや砂漠を巡る長距離のバス移動で、アトラス山脈を2回横切った。 世界の西で天空を支えるギリシャの神、アトラス。標高4000m前後の高山は雪を被って白い。 褶曲や断層の典型が巨大なスケールで眼前に展開する。 草木もまばらな荒野…

モロッコは遠い

関空に向かうハルカの後部席からアストラムの話題が聞こえてきて思わず耳を澄ます。80歳代の女性二人が旅に出るようだ。その元気さがこちらにも伝わって気分が高まってきた。 中継地のドバイまで11時間。広い機内と空き席、可愛い幼児や美味しい食事で快適。…

家が一番いい

卒業式。電車で市内へ。快晴で暖かい。 いつも厚手のコールテンジャケットを着て式に出ていたが、薄手のブレザーで十分だった。 初めて君が代を歌った。ご苦労様という気持ちを込めて。今なら素直に歌える。 こういうショットも少なくなった。貴重品だ。 式…

やりたかったこと

アニメーションの上映会、ラジオで宣伝して「行きます」と言ってしまったから 面倒だけどテニスの帰りに街に出た。 お昼のサンドを食べようと向かった公園で、同僚のAさん一家に遭遇。 3歳の長男の利発さ、6ヶ月の女の子のシャッキリを我が孫と比べてしまう…

美術書は何処に

通勤途上にある大型書店に、とても久々に行った。 70万冊と豪語するだけのことはあるなと品揃えを見ながら回ってみたら、美術書のコーナーがコーヒー店になっていた。 100平米はあった美術書のスペースが書棚ひとつに。 大型本で出ていたゴヤはベラスケスや…

風が強く雲が早く流れていく。風雲急を告げるか。 通勤路、正面に大学を望む 次男のアパートから京都の空を。3歳の孫に空の写真を撮るように言われて。 松江から出雲への車中で 吉和のウッドワン美術館 学生と一緒のテーブルから 職場の窓からの遠望。 こう…

屋根裏

隣の棟で電気工事をしている。 それにしてもこの大量のコードは何だ? 未来世紀ブラジルの1シーンを思い出した。デニーロが演じていた、グジャグジャになったスパゲティみたいな配線を妨害していく正義のテロリスト。 あるいは去年見たベトナムの電信棒に絡…