2024-01-01から1年間の記事一覧

凹んだ

車を凹ませた。昨夕のことだ。 5歳の孫が近所のスポーツセンターで空手を習っている。一度見にいきたいと思っていて、ちょうど京都のお土産もあったからそれも渡したかった。 徒歩10分ぐらいの近さだから歩いて行けるのだが、折しも雨が強くなり土産が濡れて…

京都の8日間

京都でしたことを後日のために。 畳の上敷きを新しくした。母がほとんどの時間を過ごしている籐椅子で畳が擦り切れていた。それを新しくして椅子にはフェルトでクッションをつけた。 東福寺へオヤジの墓参りに。この日だけが晴れていた。 帰り道で少し別の道…

観光公害

京都で俺の知っている喫茶店といえばイノダか六曜社だったから、所用で人に合う場所をイノダと指定した。朝のイノダは周辺の商店主や勤め人が一息ついたりサボったりして、独特の柔らかい大人の世界といった空気があり、ひさびさにそれも味わってみたかった…

桂離宮へ

桂大橋周辺は数少ない身近な自然だった。それだけに思い出も多い場所だが離宮の存在を意識したのは50年前に大学の授業で訪れてからだ。 見せてやってる、という案内人の高慢な態度が印象に残っている。 公家の普請道楽で何を偉そうにとムカついたが、今は勿…

寒い京都

昨日から京都に来ている。雪の中を車で。山陽道で冬用タイヤの規制なんて、まさかの天気だ。 息子宅によってから実家へ。こちらでは普段以上にテレビを見るので大谷の野球や相撲、サッカー、 そしてコマーシャルなど久々に。母は相変わらず元気で居眠りばか…

クリストファー・ノーラン 卒業

クリストファー・ノーランの映画を続けて見ている。 アカデミー賞受賞の前からアマゾンプライムでたくさんアップされていたからだ。 夢の入れ子構造、過去と現在、未来の錯綜、地球外世界の時空の歪みなどを斬新な映像で表現していて、2時間半ぐらいの長編が…

評価

アカデミー賞の発表を前に日本からノミネートされるだけで大騒ぎ。ノーベル賞や映画祭、ピアノコンクールでもだけど、どうして外国の評価に一喜一憂するのか? そんな日本の姿が、井上章一の「つくられた桂離宮神話」で読み解ける。 圧倒的な欧米に文化面で…

廿日市のギャラリーへ

元の職場で退職した洋画教員の後任として昨年赴任した砂川氏の個展が開かれている。 若くて元気な氏の活動はあちこちから評判を聞いていたし、卒展でも会場に元気が漲っていて嬉しいことだった。 エレベーターの扉が開き、いきなりの大作にクラクラっとさせ…

剪定

クロガネモチがとても大きくなっていたので思い切り剪定しようと、電動のジグソーを手に登り、バッサバッサと枝を払った。 一杯についている赤い実が散らばって、踏むと赤黒い粘液が靴の裏にべっとりと付く。 太い枝を分断してゴミに出せるようにまとめるの…

自分って?

75x50cmほどの額入りジグソーパズルをもらったので、その裏面にジェッソを塗って木炭で自画像を描いた。 なかなかに凄まじいもので、1時間以上は描くのが辛い。見るのも苦しい。 毎朝、鏡で見る自分と自己イメージの違和感が増大していて、その補正が必要だ…

雑然

先日、元同僚と近隣の山を歩いた。 彼は色々と思うところがあったようで、近況や元職場の様子、読書の感想など、たっぷりと話した。 退職から3年が経って毎日の過ぎ去る早さや、老化を感じることは同感の至りであるが、胸焼けの検査で胃カメラを呑み、胃の上…

誕生日

暖かな日差し。日替わりの天候で服装に迷う。 午前中は楽器を弾いたり、自画像を描いたり。髪が伸びていたので、散髪。電動バリカンで6mmに揃える。 今日は誕生日=結婚記念日なので久々に(と言っても2年も経っていないが)卒業生がやっているレストラン「…

それは www.instagram.com 画家として活躍されている卒業生のMさんは石のコレクターでもある。この度インスタでまとめられたので、ご紹介。 瑪瑙の原石を求めてあちこちの海岸を歩いているが、現地の人も知らないようなところで、求める人にだけ見えてくる世…

寒い3月

3月に入って寒い毎日が続く。 それでもテニスコートを走り回れば、軽く汗もかく。そして一杯やれば天国だ。 こうでなくっちゃな。 我が家の梅が満開だ。もっとたっぷり眺めてやらないといかんな。 花樹は意外に短命だ。 桜は人の寿命ほどだから、戦後に植樹…

雨の閏日

冷たい雨。 Kさんが個展を開いているので市内のギャラリーへ。 川岸のセンダンの実が美しい。この写真では伝わらないけど。 「おおっ!」と驚かせられたインスタレーション カラフルなクリップがブラ下がっている。 白ダンボールにパステル。徹底的なチープ…

左回り

エレキギターのシールドコードを修理しようとして予想外の複雑さに慌ててネット検索。しかし失敗。断線箇所を見誤ったのか、ソケットへの半田付けの失敗なのか。 部品よりも完成品が安いので買おうかなと思っていて、その前にダメ元で修理に挑戦したが敗退。…

自画像

「もうすぐ2月も終わりね」 先月も同じこと言ってたな。その前は「もうすぐ今年も終わりね」だった。 もうすぐに「もうすぐ人生も終わりね」となるのだろう。 口には出さないけど、俺なんか毎晩、「今日も終わったな」と思っている。 退職してから3年になろ…

野菜を求めて

久々に陽光が差す朝、松が原のマーケットに。 葉を落とした木々が作る風景が美しい。 ただ、風は冷たかった。 風景も空も春の気配が感じられるのに、ピリッとした強い風が続いて肌が締まる。 10時のオープン前に目当ての野菜をゲットしようと集まった人を前…

十年一日とはいかない

長雨がやっと止んで薄日が差した休日、女房の誕生日が天皇誕生日になって6年が経つ。比治山の現代美術館へ。 最近は映画館や美術館へ一緒に行くことが少なくなっている。好み、趣味はかなり違っていて対極的と言っても良いぐらいだが、俺の推しで行動してき…

DTM

DTM、Desk Top Music デスクトップ=机の上で何でもできて、使い方もネットで学習できるようになって、もう20年ぐらいは経つのかな。 高機能なソフトが無料で配布されているから、オーケストラ曲を一人で演奏することもできる。 悪天候が続いたこともあり、…

5歳児天国

卒展で多忙な元同僚の娘を預かった。他所の子の画像を公開するべきではないが、内輪の人以外は誰も見ないから良しとしよう。 俺は久々のテニスに出かけ(サーブが全くダメだった)、足首を傷めている女房は、この子とシフォンケーキ作り。 後片付けまできっ…

比治山卒展

比治山の卒展へ。 洋画講師のTさんから誘われた時、俺は鴨川を自転車で走っていて、土曜日の訪問を約束していたのだった。 昨年、洋画の専任教員が新しくなってユニークな人柄が評判になっていた。その指導成果のお披露目である。 色が明るくなり活気が出て…

妙心寺

北野の天神の前に千本釈迦堂に立ち寄った。大報恩寺が正式名称だが、その名で呼ぶ人は滅多にいない。東京で大報恩寺展が開かれていた時に知った。 以前に来た時に入口がわからず、ぐるぐる回ったのだが、今回も同様に迷う。 東と北側は150cmほどしかない道幅…

新幹線の割引切符は新大阪までなので、京都には在来線で着く。 京都の手前で減速した車窓から梅小路公園の梅が見えた。午後、ケアマネさんとの話や看護師さんのチェックと足湯が終わった後、公園へ。 家から5分ほどで着く。まだ開園して30年にもならないが、…

精華の卒展

京都に4日間行っていた。 二日目の水曜は晴れてとても暖かだったから、自転車で油小路を北上して岩倉へ。 小川通の千家の前を通ったら、また家元が現れた。10月の二回に続いて三回連続だ。 利休の本を読んだところだったから「へえ〜」っていう感じ。 少し遠…

市立の卒業制作展

暖かな午後、近所の市立大学芸術学部の卒業制作展へ。 広いキャンパスに少ない学生数という密度の低さがこの大学の長所であり短所でもある。教員が入れ替わってずいぶん学生の作品は変わってきている。 油絵専攻の学生がデジタルプリントやオブジェを作って…

授業参観

小学校の授業参観に誘われた。 パパは仕事でママ一人だから6年生と2年生の孫二人の分担になるが、6年生は体育館で音楽の授業だというので、我々はこちらだなと考える。 学校まで歩く途中で嫁さん方のご両親に合流。これは卒業式の演習になるなと想像する。 …

訃報

赤松良子さんが亡くなった。何故か親しみを感じる名前なので記憶をたどってみたら、毎年、送られてきていたユニセフの領収書にしっかりした筆書きの署名がしてあったことを思い出した。 退職するまで毎月少額を寄付していたのだった。 俺は災害などに寄付は…

やっぱりこれ

慣れ親しんでいたソフトでまた音作りを始めようとしたら、更新が必要になっていた。でも古いOSなので対応ができない。 あまり使っていないWindows機でフリーソフトを試す。 無料でも凄いソフトが公開されている。blenderと同様にプロ仕様で画面にぎっしりの…

降り込められて

雨に降り込められて一日閉塞していた。