それは
画家として活躍されている卒業生のMさんは石のコレクターでもある。この度インスタでまとめられたので、ご紹介。
瑪瑙の原石を求めてあちこちの海岸を歩いているが、現地の人も知らないようなところで、求める人にだけ見えてくる世界があるようだ。
「比治山の洋画教員で武永槇雄という方が居られましたが骨董の収集家で、浜辺で砂浜を少し掘り起こすだけで古い陶器が出てきたりして、同行した先生方が驚いたという話を浜田先生から聞きました。鉱物の採取では特にその才が発揮されるようですから、本気でやっても良いかもしれません。こういう自然の造形に触れると、芸術表現において自然とは何かを考えさせられます。」とメールを送ったら
「絵を描く私にとって、自然と向き合うことは、自分自身の感性に対峙する大切な時間になります。純粋な気持ちで石を拾うことは、自分の人生を自分で選ぶことの大切さや尊さを教えられるように思います。」と返答が来た。
その後に続く文章が鋭く深いのだが、それは置く。
この人の写真はすごい。
絵画は低い彩度と空間構成で魅せるが、ほとんど同じ世界が写真でも表現されていて感心してしまう。
普段に撮っている写真にも自分の世界観が現れているのだけど、凡夫はそれを意識しない、気づかない。
今日は胃カメラだった。広島市のガン検診で再検査の通知が来ていたのだ。
医院はとても混んでいて予約時間から遅れて午後いっぱいかかってしまった。
結果は「きれいなものです」と済んで一安心。
先の予定を考える気分になれる。