美術でグルグル

だいたい日曜日は午前中のテニスだけで一日が終わってしまうのだが、きょうはテニスが流れたので車に自転車を積んで街へ。
比治山公園に駐車してまずは現代美術館。
「俯瞰の世界図」展、これはおもしろかった。何となく考えていたことが見事に形になっているという感じで、集中して作品を楽しめた。とくにベビーパウダーレリーフ状の巨大な地図を作っていたのには驚かされたな。
そこからは自転車で、紅葉を眺めながら川沿いの遊歩道を走って県美近くのギャラリーへ。
S氏の絵画展、テンペラのような絵肌。日本画の画材のことなど伺う。こういう会話は10年近くしていないな。
ギャラリーに次々と顔見知りの高校美術教員がやってくる。向かいの美術館で高校美術展が開かれているというので、そちらへ。
講評会が終わった直後で生徒がいっぱい。写真をコピーしたような作品は減って、ワイルドな表現が目立つ。指導教員の影響も強く感じられるが、けっこう好き勝手にやってるところがいいなと思う。
でも、実情はどうなのかな?男の子は1割ぐらい。
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市内の移動は自転車が一番だ。この後、並木通りで絵画教室の受講生だったHさんの展示を見る。
重い病気をされていたが外見は昔のまま。奥さんが丁寧にケアされている。
一日でいろんなタイプの作品、いろんな関わり方を見せてもらった。
やっぱり美術はおもしろいね。