ここにもまたThe Endが

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関西の知人のFBを見ていたら現代美術館の展示について書かれていて、明日で会期終了だったことに気づいた。

ということでトロトロと自転車を漕いで比治山公園に。

山口啓介「後ろむきに前に歩く」

開館10分前、5、6人の人がブラブラとオープンを待っている。

地元の人は何人居るだろうか?

いきなり巨大なエッチング。何枚も貼り合わせてある。この人なら廃棄される予定の大型プレス機を欲しがるかもしれない。

ワイルドな技法に親しみと共感。展示作品の制作過程を推理してみる。

次には大きな絵画が並ぶ。公募展では見られない「奇妙な」絵。

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この現代美術館、来年の11月から休館してリニューアルするという。

「あ、終わったな」

現代美術館を名乗った時、30年前のことだが、ずいぶん大胆だなと驚いた。

ましてや原爆と平和という重荷を背負って苦しい立ち位置にある。

草間彌生のカボチャなどは置いておけない窮屈さ。

アニメーションフェスにも共通の課題。

直島の楽しさ、ワクワク感がここにはない。

残念だが仕方あるまい。