自分って?

75x50cmほどの額入りジグソーパズルをもらったので、その裏面にジェッソを塗って木炭で自画像を描いた。

なかなかに凄まじいもので、1時間以上は描くのが辛い。見るのも苦しい。

毎朝、鏡で見る自分と自己イメージの違和感が増大していて、その補正が必要だと思っていた。

こんなに鼻の下が長いとは・・・顎の下のタルミも

鏡でなくタブレットでの撮影画像を使ったので、横や後ろからのアングルもある。

「よくもこんなに不細工な男と結婚したなあ」と女房に話したら返答に窮していた。

木炭の明暗で描いたから300年ぐらい前の雰囲気だ。

大量消費の21世紀らしくない。

それならと鉛筆で描いてみる。う〜ん、これでも昭和だな。

すっかり別人だけど、これぐらい平面的に表現しないと現代人にならない?

結局はこうなるか。顎の下に3本、線を入れたらよりリアルになるが・・・・

「自分は何をしたのか?」は老人には過酷すぎるけれど、「自分とは何か?」この問いにも若者のように切実に対応できない。

下手な考え休むに似たりだろう。

最近、再々、初恋の人に会ってみたくなるが、それは止めたほうが良いと「自分を見つめ直してみて」の結論。

あさきゆめみし」で消え入るか。