田舎の親戚

三男家族と共に、お嫁さんのご実家がある県北を訪ねた。

大きな農家が並ぶ端正な村だが、人影は少なく休耕田をイノシシ除けの電線が囲っている。
こちらには５年ぶりか。

雨の合間に芋掘り。

孫は嫁さん方のジイちゃんに常日頃から密着していて、その間に入り込む余地はない。孫と祖父母の親密な関わりは珍しいことではないが、そんな経験が無い俺には理解できない世界だ。

家の中でお餅つき。孫No.2は兄の真似をしてか対抗意識なのか、先方のバアちゃんにベタベタ。
俺には全く寄り付かない。少し寂しい気もするが気まぐれな俺にとっては有り難いことである。
まだまだオジイさん気分に浸れるほどのんびりできないのだ。