酷暑とレゴ

もうすぐ4歳になる孫にレゴを触らせようと2階の押し入れから衣装ケース2箱を階下に降ろした。
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長男が大学まで触っていたけど、15年ぐらいは封印したままだった。
宇宙、海賊、車、家などのシリーズ別、色別、サイズ別と畳の間で女房と分類作業をした。
子供たちが小さい頃、俺も夢中で遊んだから小さな部品から懐かしい時間が蘇る。
しかし3,40分ぐらいで身体、とくに腰がガチガチになって動けなくなる。
仰向けになって筋を伸ばして休息しながら二晩かかって大まかに分け、海賊フック船長の城と、孫の好きな消防車を3台作った。
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これが大受けで一緒に消防署を作ったりして3時間、孫は熱中していたが我々は午前中にテニスをしてきて半ば熱中症気味。孫の声を子守唄にしばし昼寝で、これも結構なひとときでした。
このレゴだが、いま40歳以下の人たちの多くが少年期に体験しているはずだ。
学校教育でも使われており、テクニカルセットやコンピュータ制御など、この世代の成長とレゴの進化が並行していて、これは木製玩具では不可能な展開だ。
現代文化、とくに建築やプロダクトデザインに大きな影響を与えているはずだし、美術でも、モノを作る行為の原点に「ユニットを組み立てる」という要素を加えた。
これがさらに大きな変化を生んでいくのかもしれない。
ジャラジャラとレゴをかき回す音を懐かしく聴きながら、いろいろ想像しています。