年度末になっても研究費がたくさん残った。
街を歩いても物欲や新奇なものへの関心が薄れている。
いよいよ俺も晩年を迎えたか。
孫が小学生になり、近々に始まるプログラミング教育が気になっていた。
最有力候補の「SCRATCH」を触ってみると、とてもよく出来ていて、昔触ったBASICが思い出される。
このソフトで操作できるロボットが何種類か出ている。ひとつはお馴染みのレゴを使うMINDSTORM。もう一つMBOTも面白そうだ。
急に意欲が湧いてきて、次年度の授業に取り込んでみようかと思案中だ。
全然やってないのだが、強迫的な環境を作らないと学習しないものだ。
こういう乱暴な方法で3DのBLENDERを学んだ。(その応用で試みた3Dプリントは頓挫しているけど)
さて、今度はどうなるかな?
失敗しても、これなら孫が引き継いでくれるだろう。いや、彼らが教えてくれるだろう。