校舎解体は東端まで進んだ。来週には残された北壁が手前に引き倒されるだろう。
おかげで研究室に冬の日差しがたっぷりと注ぎ込む。
(この写真はそういうイメージを表せていないけども)
1年後は6階建ての新校舎が至近距離に立つので、この棟はすっぽりと日陰になるはずだ。立派な枝振りの松が切り倒されるのは残念だな。
センター試験では老人はお役御免だから、この時期はいつも登山をしている。
ようやく女房も復調したし、新しい登山靴(次男が正月に買ってくれた)を試そうと近所の毘沙門に登った。登山口から頂上まで市内の眺望が続く。
帰り道、毘沙門天のお堂の横で野生の鹿を見た。
まだこどもだ。凛として美しい。逃げもせず、ずっとこちらを見つめていた。