プログラミング教育の・・・・・

行方を考えようとしてるなんてなあ。こんなご時世で。

 

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先日の工作から、その続きで頭がいっぱいの孫No.1が弁当持参でやってきて、2時間半、前回と計5時間でロボットアームタンクを完成させた。

以前からレゴを触っていたからイラストの説明だけで、ほとんど独力で組み立てている。線描による明快なイラストはとてもわかりやすい。このようにハイレベルなイラストを作るのは大変に手間とコストがかかる。

安直に写真で済ますことが多いのだが、それではとてもわかりにくい。

(わかりやすい写真を撮ることは不可能ではないが、イラストよりも難しい作業になるだろう。人体解剖図を思い浮かべると明らかなことだ。)

Makeblockは工作の難易度では決して難しくないが、パーツが多いので1m四方の作業スペースとまとまった作業時間が必要だ。学校教育では最大の難関だろう。10人に一人ぐらいのアシスタントも必要だ。費用も安くない。

ということで大学での導入が多くなる。知能や技能でない要因で初等教育に使われないことは他にも多くあるのだろうな。

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昼食後、タブレットに操作ソフトをダウンロードして動かしてみる。

キューンというサーボモーターで力強く動く姿に心も動かされた。

ラジコンカーを買ってきて走らせるのとは大違いだ。これはおもしろい。

ただこれでは全くプログラム教育になっていない。もちろんプログラミングで動かすこともできるのだが、いきなりロボットアームでは難しすぎる。

それはもっと簡易なもので学習したほうが良いだろう。(少なくとも今の俺には)

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8歳児からをターゲットにしているEMBOT。ダンボールで人形を作って、その中にこういうパーツ(モーターとライトが2個ずつとブザーが1個)を仕込み、プログラムで動かすというもの。

付属する人形の型紙はとてもダサいので自分で工夫するつもりだが、パーツの動作を確認してみた。

「みんなで一緒に楽しく作ろう」という日本的な優しさに溢れていて、価格が半減すればそこそこ普及するだろう。

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もう一つは英国製のmicrobit。「コンピュータってのはこういうもんなんだぞ。」と、

剥き出しのボードでそっけない。USBで結線してパソコンからデータを送り込む。

英国では10歳以上の子供に全員配っているという安価なものだ。

 

やはりMITのスクラッチがダントツに優れているから、どこの製品もSCRATCHのグラフィカルなプログラミングをベースにしている。

コンピュータの中だけで完結せず、外部につながって何かをするということは大切だ。

次はLEGOのMINDSTORMSに挑戦してみよう。