薔薇

バラが見ごろだというから中国山地安芸高田にある湧永庭園までドライブ。
三次に向かう国道は幾度と無く走って見慣れた光景ばかりで、過去の様々なシチュエイションが思い出される。
これまでに二度来ているがこの時期は初めてで、バラは盛りを少し過ぎていたけれど多様な品種が見事に仕立てられ、さすが評判どおりである。
昨日は強い雨だったので花びらが地面に一杯落ちて、女房はせっせとナイロン袋にそれを集めていた。浴槽に浮かべて、女優の気分で風呂に浸かるなんてことを見知らぬ人と話している。この庭園も中高年天国である。
薔薇の品種と命名の対応がおもしろく、フォルスタッフやパパゲーノといったオペラ関係からプリンセス・チチブとかの人名まで、由来や因縁を想像してみるのも楽しい。
ウィリアム・モリス」  リバティの布製品になりそうな感じがしないでもない。
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名札の記載には初歩的なマチガイが幾つもあったが、名前などは適当に付けておけば良いと考えているからそれほど気にならない。
それにしても、こんなに多くの品種と大そうな名前、「薔薇の名前」という映画が思い出される。
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いくつもの庭園は隅々まで手入れされて美しい。これで入場料を取らないのだから偉い!
英国風の第2庭園は人も少なく、東屋に腰掛けて鳥の声を聞き風を感じる。至福。
今回は女房の発案で、往復とも彼女が運転してくれた。楽ちん。

帰宅後、自転車で県立美術館まで往復。快い疲れと酔いでサッカー、オランダ戦も寝ぼけマナコで観戦。
よくやりましたが、惜しかったですね。