ジャンク

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お隣の生活学科で一人退職されて実験室からたくさんの不要廃棄物が出た。
いつも美術科はそれらのゴミを持ち帰っていて、このBLOGでも幾つかを紹介したと思うが、今回も例によって何人もの教員がゴミ漁りに通っている。
1は電動ポンプで勢い良く水を循環させられる。
2は超音波シミ取り機という不思議モノで雑巾にあてると確かに白くなったが肌に当たると強い痛みがあり、顔のシミ抜きには使えそうにない。
3は試験官用バイブレータ。針金をテープで留めてやると細かく震えて美しい形が見える。いろんなものを固定して震えさせている最中。
4は足踏み式のポンプ。
5はスタンド。大から小までいっぱいスタンドや支柱があり、彫刻コースはいっぱいもらっていた。
7は天秤。幾つあっても欲しくなるものだ。
8は変形ドライヤー、扇風機になる。
他にも鉛の小球や細かな固定具なども。

こういうガラクタに囲まれてとても幸せ。

この春、たいへん立派な校舎が建ち、入学者もしっかり来てくれて結構なことなんだが、美術の補修費用は出なかったので水道工事や戸車の交換など肉体労働で対応。
腐ったところを削って貼ったり切ったりと古い建物は素材がしっかりしているので手作業で修理ができるのだ。
40年以上の歴史がそこに見え隠れしていて、昔の教員の顔が思い出されたり、これも楽しい時間だった。