瀬戸内クルージング

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美術科同僚のH先生は道楽人としても知られているが、彼が所有するヨットでミニ航海をしようという企画に参加した。
午前中たっぷりとテニスで汗を流し、その足でメンバーに合流、停泊地の大柿島へ。何故こんなに不便な土地に係留しているのかという疑問は美しい風景と快適な施設を目にして消え去る。
ずらりと並んだヨットを見おろすベランダ席では幾つものBBQが煙を上げている。我々も途中から降り始めた雷雨を肴に、がんがんビールを飲み、大いに食べ、語りあった。
飲み過ぎて翌日の始動は1時間遅れとなったが、空は綺麗に晴れて絶好の航海日和。
と思ったのだが、風が無くてエンジン走行が主になったのは唯一残念なこと。
とはいえ5人の参加者はほとんどがヨット初体験で、帆の上げ下ろしや左右への振りなど楽しませてもらいながら3時間近くかけて倉橋の桂浜へ。
クラゲだらけの海でオッサンばかりが海水浴。誰も海に入っている人はいないのも当然、少し泳いだらチクチク肌を刺される。早々に引き上げ、一風呂浴びて昼食もいつになく豪華に。
なにしろクルージング、ラグジャリーに行きたくなる。
静かな海だったけど、往復6時間近く波に揺られてたので帰宅してからもまだ頭の中が揺れている。
近くの神社から秋祭り神楽大会の笛太鼓が響く。
山里としての広島に帰ってきた。
海の広島にはこれまで無縁だったので良い体験だったが、こんなに遊んでばかりいてどうなるのか、怖くなる。