音戸で花見

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朝から快晴で体調も極めて良い。これは出かけずして何とする。

今や禁断になってしまった花見だが、平然と行われている所も当然にある。

ここは呉市の南端、音戸の見晴台だ。眼下に製鉄所が、彼方に広島市街を望む標高200m。反対方向は松山だ。

パーキングはいっぱいだったが50人も人は居ない。何事も大都会とは100倍以上も違っている。「人手が激減した商店街」といっても東京は賑やかだ。

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二人で呉方面に来るのはずいぶん久々だ。広島に来た43年前、この辺りにドライブに来たなと話しながら走る。海の青さは43年前と変わらず新鮮で、胸がスカッとして拡がる気がする。ここまでコロナは来るまい。

昨夜、三男がマスクを持ってきてくれた。東京の長男のことを話す。「兄ちゃん、逃げ出すなら今だね。」

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我が家から電車の駅に行く小路にある廃屋の裏手に、意外なほど艶やかに桜が咲いている。色んな桜があり、いろんな人生がある。