花見

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花見で京都へ。
オヤジに花見を約束していたので
ようやく暖かくなり天気もよさそうだから
仕事を終えて大学の下から高速バスに乗る。

朝、近所の東寺へ出かけたら観智院が特別拝観している。
武蔵の障壁画などで有名だから覗いておく。
入り口に「牛田」の看板。職場の地名だから気になって質問する。
江戸時代の作だから右から読んで「田牛」これを「田のモー」=「頼もう」という駄洒落だそうな。
武蔵が一乗寺での決闘の後、ここに潜伏していた間に障壁画を描いたと解説にある。
10km少々しか離れていないのに身を隠していられたなんて信じられない。
本当だとしたら吉岡一門はアホばかりで、あれでは何十人といても狡猾な武蔵には勝てまい。

花見の候補としていた三十三間堂の奥、養源院の枝垂れ桜はまだ3分だった。
車椅子を押して博物館隣りの豊国神社などを散歩。

その後、次男と自転車で市内を廻る。
2年前に退職されたN先生の個展でゆっくり。
若々しくカラフルな画風に惹きつけられる。

近くの円山公園はすごい人ごみで
大学生の団体が大声を張り上げ一気飲みで盛り上がってる。
昔ながらの花見があちこちで繰り広げられていて、ぐちゃぐちゃ。
岡崎の疎水べりも満開で屋形船が出ている。
近代美術館の展示も窓の外の桜に圧倒されて落ち着けない。

隣接する府立図書館で兄貴が副館長をしているので表敬訪問。
広々した館長室からは眼下に東山から北山までの眺望が広がる。
4階から地階まで図書館の裏側を見学。
全然規模は違うけど、俺も今、大学の図書館長なので参考になる。

翌日、広島に戻り、夕方は桜満開の平和公園を見下ろすレストランで学科の懇親会。
ここでは飲み過ぎたけど、この2日間、久々に遊んだ気分。