Automator 自動化の夢

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プログラミングをやらなくなって久しい。
コンピュータといっても映像編集器や画材のひとつ、あるいはワープロのような使い方ばかりだ。
これではいかんなあ、と思いつつもプログラミングへの適応力は日々衰退している。

最近はアクションやオートメーターという自動処理機能がソフトについてきて、反復する作業を助けてくれる。しかし出来合いのコマンドを組み合わせるだけだから、ちょっと違ったことをやらせようとするなら、言語で記述する、つまりプログラミングが必要になってくる。
ところが、その「ちょっとの手間の節約」をするために読まねばならない解説本の厚みが2~3cmもあったりする。数千円の価格で全部を読んで理解できる可能性も少ない。
それでなくても様々なソフトの理解のために自室だけでも写真のように大量の解説本を備えている。
職場でのグラフィック関係マニュアルはさらに多い。

写真を始めたとき読んだ本は2,3冊ぐらいだった。
その知識は今も有効だしカメラも現役で活躍している。
3年経ったら時代遅れというコンピュータは本当に消耗品。
その知識も生もののように賞味期限が短い。

自分があとどれぐらい生きるのか、創造的に過ごせる時間はどれほどか。
それを思うと、とんでもない世界に首を突っ込んだと怖気づく。
ほんとうにやらなくてはならないこと、その実現を助けるために要求される莫大な時間。
教育とはこれからの人に過去の遺産を伝えるものだとすると、有意義な過去を持てない者は辞職しかないが・・・

この世界、フロンティアということだけが救いかな。