週末

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2日続けて自転車通勤。ハーフパンツにTシャツの軽装。
ほとんど汗もかかない。最高の季節だ。
体調はほぼ戻ったようなので以前から気になっていた膝の痛みを診てもらうことにした。
レントゲンを撮ったが何処にも異常が見つからないという。かなりの高齢と思われる院長先生はアメリカナイズされた日本を憂えておられるが、俺の診断は大丈夫なんかいな。
待ち時間で中島義道の文庫を一冊読破。
職場に着いたら健康診断をやっている。
先日の出血がどれくらい回復したのかチェックしてもらいたくて、胸部レントゲン、心電図、尿、視力聴力などの最後に内科検診。
さきほどの院長さんよりも一回り年上かと見える医師から、文句なしの健康体と太鼓判を押され、それから飽食と退廃日本についての嘆きをひとしきり聞かされる。
確かに昔は良かった。貧しくとも幸せだった。なんといっても自分が若かった。それだけで最高だ。

ということが昨日あったので本日も重い曇天ではあったが自転車を漕いで通勤。
久々に洋画コースの合評に参加。
ひょっとするとこれが最後になるかもしれない。後期からはすっかり担当がはずれるから。

入院中に読んだ言葉、
「自分を知るのが一番難しい」
「他人に忠告することは最もたやすい」を思い出しながら、自分にも絶対出来ないようなアドバイスを連発。
例えば「木炭デッサンの時みたいに描けばいいんです」みたいなこと。
できるはずないのにね。
ここしばらく絵筆を持っていない。あ、焦げ跡の塗り隠しを日曜日にやったけど、あれは描いたといえるかな?
まあ、基本的に出来るはずのないこと、自分が出来なかったことを「忠告」として伝授するのも教育の一面であるのだが。かなりバランスを失っている。やはり終わりだな。

どっと疲れて夕方は映画へ。
三越のイタリアフェアでレストランの出店があった。デパートの特売場なんてまともなものが食べられるはずはないと渋ったが女房に押されて試したスパゲッティはすっごく旨かった。
映画よりも印象に残ったほど。食わず嫌いはいけません。