壊れる

イメージ 1

イメージ 2
昨年、通勤路の川岸にある大きな木が住宅建設のために切られたり、河川敷の雑木が切り払われたりしてとても残念な思いをしていた。
大学が見える太田川の河川敷にある叢林は周囲の公園ともマッチして良い雰囲気を作っていたし、ここは憩いの場として整備されていくものだと思い込んでいたら・・・・
このように一掃されてしまった。
二つの川の合流点だから、洪水で流木が絡まったら広範な土地が水没する危険は確かにある。何度かあと数メートルで溢れるという光景も目撃した。もっともな理由は沢山あるのだが、せめて間引くとか、底を深くするとか配慮だってできたはずだ。万が一の危険(大した事故にはならないはずだが)より9999の喜びを選択するという判断もあるだろう。
これは破壊だ。
地震が、災害が国土を壊すよりも多くのものを我々は壊してきた。いまも壊し続けている。

20年間、いつもここで新緑の美しさに触れてきた。自転車通勤していてホントに良かったなあと感じるポイントだったのに・・・・