白雪と紅梅

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派手に降ったけど積もらなかった初雪。
おかげでゆっくり読書が出来た。「風景論」。久々に分厚い本を読む。均質化する景観。
それは自分の身の回りでも起こっている。
窓いっぱいに拡がっていた荒谷山は均質なプレハブ住宅の壁で全く見えなくなって、雪の風情を楽しむなんてできなくなってしまった。
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さっと雪が溶けて晴れたのでテニスを楽しみ、午後は陽気につられて再び県立美術館のサヴィニャック展へ。
髭を生やして分厚いメガネをかけたらソックリさんに変装できそうだ。
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県立美術館、隣の縮景園。65歳以上なので無料。
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梅が見頃。桜までにはまだ2ヶ月か。
でも、こんな陽気が続いたら咲き始めるんじゃないか。

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修復工事の白いフェンスがスクリーンになってシルエットが浮かび上がる。
意図せずしてアートになっているね。
並木通りの画廊で田谷さんの個展を見る。
艶消しの黒とか顔料の話を。こういう会話、数ヶ月もしていないな。

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太田川沿いにペダルを漕いで帰る道中の空は真っ青に晴れ渡って最高の気分。
でも、1月末にこんな陽気でいいのか?