1999年で終わった?

今日から仕事が始まる。
晴れているので自転車にしたが、北風が強く冷たい。厚手のセーターを選んだのは正解だったな。
 
昨日は弛んだ体を締めようと、いつもの火山に登った。
春のような霞が市内を覆っている。
イメージ 1
16年前の卒業生と飲むことになり、夕方に街へ出た。
地下街で中古CDが並んでいて、ふと見ると二ルソンがあり懐かしさに手に取ったら、すぐ近くにメアリー・コクランがあって、妙な偶然なので二つとも購入。
モンベルに以前失くした帽子と同じものがあったので靴下と一緒に買う。
(1月3日は広島の孫と終日過ごしたのだが、昼食をとったレストランに孫が野球帽を忘れて取りに戻った。俺は最近でも3個帽子を失くしているが、こういうことも似るのだろうか?)
 
昨j年の正月以来1年ぶりに会う卒業生のTさんはお腹が膨らんでいた。いま6か月、世界一周に出かけようとしていたら妊娠していたという。一升瓶を一人で飲み干すような酒豪だったがピタリと止めていて、びっくり。
他の二人は東京で写真関係の仕事をしていて、K1さんは結婚したばかり、K2さんは目下進行中で、その裏話がおもしろい。女性からの相当に強いプッシュが必要みたい。逆に言うと行動的で積極的な女性たちだから、適合する男性は控えめで大人しいということか。
情が深くて次々とダメ男に惚れては別れているOさんの話も傑作だったな。東京、沖縄、北海道と舞台も変わり、深刻ではなくてコミカル、そんな人生を送る人も居るんだ。
Tさんはそれを短歌にして自分の詩集に入れている。(強烈な内容の詩集だった)
彼女らは上下4,5年の先輩後輩関係を維持していて、卒業生たちの楽しい暮らしぶりをいっぱい話してくれた。昨年メジャーな仕事を得て東京に移住したTAさんも彼女らの紹介がきっかけだったそうな。
イメージ 2
地下室のトイレに残っている落書きは、いま東京で自分のデザイン事務所を持っている男子学生が描いたものだ。あのころの学生はエネルギッシュだった。1学年が100名以上も居たし、空気が全く違っていた。
俺もまだ50歳になっていなかった、1999年20世紀。
 
そんなことを思い出していると「さあ仕事だ!」という意欲が失せていく。
でも実習室に入れば悲惨な現実(全然、制作が進んでいない)が待っていて、弱音を吐くまえに怒り心頭に・・となるだろうな。やれやれ。