熱から醒めて

計るたびに1度は異なる数値を示す体温計なので信用ならないが、確実に熱が下がったなと感じた。
喉のイガイガ感が残るけど、女房と定例のテニスに出かける。
長いブランクが在っても、体調不良でも、常に結果は同じである。安定したプレーと言うべきか。
健康が溢れるテニスコートだが、長く病欠で姿を見ない方が何人も居られる。
コートに立っていられるだけでも幸せなことだろう。
サーブの時にラケットを地面に平行に引くフォームを真似したら、楽に打てた。常に発見があり改善の機会もあるのだが、次回には忘れている。早めのテークバック、球を見る、膝を曲げる、肘をあげるとか意識するべきことが山のようにある。刺青にでもしておこうか。
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発熱中は何にも出来ないぐらいにボケてしまうのだが、何故か職場のことばかり気になった。
18歳人口とは異なる要因による変化が、進学でも見えて来ている。
職場は50周年を迎えているのだけど、設立時はちょうど団塊世代の受験期でもあった。
(格差の火種はあの頃にありそうだな)
あの頃はポップカルチャーが存在してた。今はエリートによる独占、操作される無力な大衆という構図で、パソコンとスマホタブレットみたいに「受け取るだけ」が増殖している。
一番気になるのは工芸への無関心で、インドネシアの田舎に比べたら如実に低下している日本の品質環境。俺もよく利用するから文句は言いたくないけど、100均のクオリティ、あれが普通と感じたら終わってしまう。
ともかく、ここ2,3年の変化は恐ろしいほどだ。