朝の目覚めは強烈なこむら返りと共に。
脂汗と呼吸の乱れ。予測されたことなのに対応していなかった。
それでも朝の涼しい時間に、ひとり直近のテニスコートでサーブ練習。
誰も居ない静寂の中でウグイスが鳴き、入道雲が沸き起こる。
ゆっくりとトローいサーブを打ち続ける。悦楽というか至福というか。
これで一日が終わった感じ。
お昼のソーメンを食べたら雷が鳴り始めて雨になる。
雲行きに迷いつつも女房はテニスへ。
俺はBSテレビで「バットマン・リターンズ」を見る。
ティム・バートンは天才だ。でも1時間あたりからストーリーの説明に入ると飽きてきて止める。奔放なシーンが映像の魅力。筋書きにはほとんど興味がない。
その後はバイオリンとピアノ。ただ、午前の運動で身体はバキバキに硬くなっていて、再々眠気に襲われる。若くはないのだ。
加えてボンゴの練習も始めた。
こんな生活になるとは想像もしなかった。
テニスには見切りをつけて、ギターとピアノ以外の楽器は処分しようと思っていたのだが。こういう思いがけない生活の変化が日本中で、世界中で起こっているのだろう。