今日のテニスはひどかった。練習は何の役にも立っていない。単なる消耗だ。
まあ、そんなもんだろう。幼少期から運動は大の苦手だったからな。
女房のプレーを見てるとたいしたものだなと感心する。
午後は自転車に画材と折り畳み椅子を積んで近所の散歩コースを回る。
曇天で涼しく、人通りもない。
実際よりも1m以上高い視点を設定して描いてみた。
こういう融通無碍を60年以上も前の解説本から学んでいる。
デッサンを習い始めた頃に古本屋で買ったものだ。
当時、全く読まなかった3人目の鈴木信太郎が今のお気に入り。
ジャズでもジャンゴ・ラインハルトが好きなんだから時代にこだわることなく、好きなことをやればいい。
同じ場所から反対方向を描く。
さらに上流から見下ろす。
この絵を描いている時、背後で猫が動いていると思ったら、イノシシの子供、ウリ坊だった。全く警戒していない。近くに親がいたらヤバいので近寄らなかったけど顔は鹿みたいだった。
パラっとしてきたので家に帰り、ジャズを聴きチビリチビリとやりながらスケッチに筆を入れる。悦楽。