いろいろ

先週末、夕暮れの街の裏通りを歩いて、その変化に驚いた。

ロン毛を束ねチョビひげで肥満が露わになるジャージの中年風若者が闊歩している。

それがカッコいいと自信満々だ。

どうなっとるんかいな?

我々の世代も長髪とベルボトムで大人の顰蹙を買っていたのだが、変革の意思や理想には燃えていた。それがこのファッションから全く見えない。

そういう「幻想」に踊らされない新世代なのかもしれないから、老人は黙するしかないけどショックだった。

この1週間は元職場の現状を聞かされることが続いたのだが、滅私奉公が消滅したエゴの殺伐には救いがない。利潤と効率を求めた結果、何のために人が生きるのかという根本が失われている・・・

こういう悲憤慷慨は新聞で毎朝届けられてくるから、これぐらいにしておくか。

雲ひとつない快晴のテニスコートやキラキラの幼児との戯れと同時に、元同僚の訃報や病気、障害などを聞く。世界はいろいろあります。

それにしても俺の周りは黄色が多いな。