光あふれる一日

強い雨から一夜明けて、お日様が射して来たから自転車で職場に向かった。
朝一番の講義でトリックアートについて話している間に、日差しはどんどん強くなって来たから、次の演習授業では先送りにしていた「光と陰」に急遽切り替える。
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影絵で刺青したりアニメーションにしたりとか
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凸レンズで木片を焼いたりとか
まとまった作品にはならなかったけれど、光と一緒に遊んで、ゆったりと過ごした。

夕暮れ、ロイ・オービソンの透明な歌声を聴きながら、傾いた光の中を帰路につく。
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見慣れた風景のどれもが、一枚の雑草の葉っぱでも、光を浴びて輝いている。
地球の未来、人口爆発、職場や仕事、自分の行く末など、煩わしい問題は山積みだけど
「すべてこれで良し」
そんな気持ちに包まれる。
光から生命が誕生したんだろう。
生きているって、こういうことなんだ。

ここに一杯のビールがあれば、もう何も要りません。