「ぬ」はヌカのヌ

寒さが戻って市内中心部でも小雪が舞っていた。
しかし、意地でも連日の脱走を敢行。毎夜の睡眠不安定でだらっと寝ていたいと誘惑されたが、あと4日だ、シャキッとしておこう。
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駅近くの裏通りで。遠くから目を引く「ぬ」。
糠や酵母の店です。
病院は、び。電車は、で。ブログは、ぶ。こういうのってケータイの文字変換で普通なんだが、看板でやるのは先駆的だね。
孫を見てると帽子をボーボーと言ったりするからナチュラルな表現なのだろう。
目を引きつけて印象に残る。わからせることばかり狙っても仕方ないぞって教えてくれる。
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この前を通って駅前の書店に行く。
あちこちに大型書店ができているが、詰め込むばかりで見やすさへの配慮が少なくて、本への愛情が感じられない。多分、店員のゆとりが無いのだろうな。
ということで、落ち着いて時を過ごせるこの書店がありがたい。
ネットサーフィンでは得られない情報との触れ合い。
昨日の映画でも荒んだカウボーイが病気の真相を掴もうと図書館で資料を集めるシーンが出てきて、これはスーザン・サランドルが出たロレンツォのオイルを思い出したけど、あれも難病の子供を救おうと素人がひたすら学んで打開していた。アメリカ映画ではよくあるシーンで日本では滅多にないから、いつも感心させられる。
普段から先生に聞くよりも自分で調べるという基本なので、その体制も整備されてるのか。田舎町でも図書館が充実しているようだ。
ブラジルのスポーツや音楽は自分勝手が基本で、周りに先生なんかいないから自己流で凄いのが出るらしい。フォームや指使いで型が優先する日本とは大違いの成長の仕方が世界にはあるんだ。

書店には世界の図書館を紹介した本もあって、凄いのがいっぱい。
図書館、博物館の貧弱は悲しいね。消耗品としての人材を作るだけの教育はいけません。
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